プーチン大統領とモディ首相、インドとロシアの貿易を拡大・拡大し、友好関係を強化することで合意

プーチン大統領とモディ首相、インドとロシアの貿易を拡大・拡大し、友好関係を強化することで合意
[Financial Express]ニューデリー、12月5日(通信社):ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とインドのナレンドラ・モディ首相は金曜日、インドに対しモスクワとの数十年にわたる緊密な関係を縮小するよう西側諸国から圧力がかかっているにもかかわらず、石油と防衛以外の貿易を拡大し多様化することで合意した。

ロシアの武器と海上石油の世界最大の買い手であるインドは、2022年のロシアによるウクライナ侵攻以来初めてとなるプーチン大統領の2日間の公式訪問でレッドカーペットを敷き詰めた。

この訪問は、インドがロシア産原油を購入したことを受けてドナルド・トランプ大統領がインド製品に課した懲罰的関税を削減するための貿易協定をめぐるインドと米国との協議と同時期に行われている。

ロシアは、2030年までに貿易額を1000億ドルに拡大するため、インドからの製品の輸入を増やしたいと述べている。これまでのところ、インドによるエネルギー輸入のおかげで、ロシアにとって有利な状況となっている。

モディ首相はインドとロシアの永続的なパートナーシップを「導きの星」と表現し、「相互尊重と深い信頼に基づき、この関係は常に時の試練に耐えてきた」と述べた。

「…我々は2030年までの経済協力計画に合意した。これにより、我々の貿易と投資はより多様化し、均衡が取れ、持続可能なものとなるだろう」とプーチン大統領同席のもと、同氏は記者団に語った。

モディ首相は木曜日に到着したプーチン大統領を空港の駐機場で温かく抱きしめ、ウクライナ戦争の平和的解決に対するインドの支持を改めて表明した。

プーチン大統領は、ロシアは引き続きインドへの「途切れることのない燃料供給」を確保すると述べ、米国の制裁に対し挑戦的な姿勢を示したほか、クダンクラムにインド最大の原子力発電所を建設するプロジェクトが進行中であることにも言及した。

首脳会談後に発表された共同声明では、「首脳らは、現在の複雑で緊張した不確実な地政学的状況において、ロシアとインドの関係は外部からの圧力に対して依然として強靭であることを強調した」と述べられた。

プーチン大統領は金曜日、植民地時代の大統領官邸であるラシュトラパティ・バワンの前庭で、車列が到着した際に21発の礼砲による儀礼的な歓迎を受けた。

プーチン大統領には、大規模な企業・政府代表団が同行した。両国は、インド人のロシアへの就労支援、ロシアでの合弁肥料工場の設立、農業、医療、海運分野における協力強化などで合意した。

両国はまた、共同研究開発や先進防衛プラットフォームの生産を通じてインド政府が推進する自立性を考慮し、防衛関係を再構築することで合意した。これには、ロシアの兵器や軍事装備の保守に必要なスペアパーツ、コンポーネント、アセンブリ、その他の製品のインドにおける共同生産が含まれる。

プーチン大統領は木曜遅くに放送されたインディア・トゥデイとのインタビューで、インドがロシア製燃料を購入しないよう圧力をかけていることに異議を唱えた。

一方、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、インドがロシア産原油の購入を停止するよう米国から圧力を受けている中、モスクワはインドに燃料を「途切れることなく輸送する」用意があると述べた。

プーチン大統領はデリーでインドのナレンドラ・モディ首相と並んで発言し、米国自身がモスクワから核燃料を購入しているのに、なぜインドが石油を購入したことで罰せられなければならないのかと疑問を呈した。

ドナルド・トランプ大統領は、インド政府がロシア産原油を継続的に購入することでウクライナ戦争の資金源になっていると主張し、インド製品のほとんどに50%の関税を課したが、インド側はこれを否定している。


Bangladesh News/Financial Express 20251206
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/putin-modi-agree-to-expand-and-widen-india-russia-trade-strengthen-friendship-1764948172/?date=06-12-2025