トランプ大統領、ワールドカップ抽選会でカナダ、メキシコ首脳と貿易交渉

[Financial Express]ワシントン、米国、12月6日(AFP):ドナルド・トランプ米大統領は金曜日、カナダのマーク・カーニー首相、メキシコのクラウディア・シャインバウム大統領と会談し、北米自由貿易協定の将来などについて協議した。

首脳らは、カナダ、メキシコ、米国が共催する2026年ワールドカップの組み合わせ抽選会の合間にワシントンで会談した。

「3人の首脳は約45分間会談した」とカーニー総裁の広報担当者オードリー・シャンプー氏は電子メールで述べた。

「彼らはCUSMAで協力し続けることに合意した」と彼女は付け加えた。これは、米国人が米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)と呼ぶ、3カ国間の既存の自由貿易協定のカナダ側の頭字語を使ったものだ。

USMCA協定はトランプ大統領の最初の任期中に締結された。

トランプ大統領は、来年再交渉を目指しているUSMCAに該当しないカナダとメキシコからの輸出品に高関税を課した。

金曜日の会談はトランプ大統領とシャインバウム氏にとって初めての会談だった。

カーニー総裁はトランプ大統領が政権に復帰して以来、ホワイトハウスを2度訪問しているが、反関税広告をめぐる奇妙な論争で米大統領が貿易協議を中断して以来、韓国での首脳会談での短い会談を除き、トランプ大統領と会うのは今回が初めてとなる。

トランプ大統領は、国境を越えた移民や麻薬密売の抑制に失敗した場合には更なる罰則を科すと警告しており、密売人対策としてメキシコへの空爆を「容認する」と発言してシャインバウム氏を激怒させた。シャインバウム氏は空爆は絶対に行わないと断言している。


Bangladesh News/Financial Express 20251207
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/trump-talks-trade-with-canada-mexico-leaders-at-world-cup-draw-1765039578/?date=07-12-2025