デング熱の急増の中、シレット住民は容赦ない蚊の侵入に耐えている

[Financial Express]シレット、12月6日(バングラデシュ連合ニュース):シレット市(SCC)全域の住民は、家の中にいても休む暇もなく昼夜を問わず刺され続け、止まらない蚊の蔓延に悩まされている。

状況の悪化により、冬季にデング熱の症例が急増する可能性があるという懸念が再燃している。

SCC(市議会)が毎年数億タカ(約1000億円)を蚊の駆除プログラムに支出しているにもかかわらず、住民は目に見える改善が見られないと述べ、市当局の有効性に深刻な疑問を投げかけている。SCCのデータによると、2025~2026年度には蚊の駆除に2,259万タカ(約2億2,600万円)が割り当てられた。これは前年度と同額だ。この資金は、バングラデシュ機械工具工場から幼虫駆除剤(テメホス50EC)4,000リットルと成虫駆除剤(マラチオン57EC)25,000リットルを購入するために使用された。しかし、住民はサービスが依然として著しく不十分であると主張している。

霧発生機が街頭に現れるのはたまにで、時には年に1、2回しか現れず、いくつかの地区は全く影響を受けていないと多くの人が不満を漏らしている。

この団体には常勤の蚊駆除作業員はおらず、季節ごとに雇われる日雇い労働者に頼っている。

当局は30~40人の作業員が定期的に派遣されていると主張しているが、住民らはそうした取り組みにはほとんど効果がないと主張している。

蚊の脅威が強まるにつれ、シレットではデング熱の感染も増加しつつある。

今年に入ってデング熱で2人が死亡し、毎日新たな感染者が報告されている。

SCCは感染者の大半は市外から来たと主張しているが、住民の間で不安は高まっている。


Bangladesh News/Financial Express 20251207
https://today.thefinancialexpress.com.bd/country/sylhet-residents-endure-relentless-mosquito-invasion-amid-dengue-surge-1765036803/?date=07-12-2025