ハシナ氏のインド滞在は彼女の判断

ハシナ氏のインド滞在は彼女の判断
[The Daily Star]シェイク・ハシナ元首相のインド滞在は、同国に来た経緯に影響された彼女の個人的な決断である、とインドのS・ジャイシャンカール外務大臣は語った。

彼は昨日のヒンドゥスタン・タイムズ・リーダーシップ・サミットでのインタビュー中にこのコメントをした。

ハシナ首相が望む限りインドに滞在できるかどうかとの質問に対し、ジャイシャンカル氏は、ハシナ首相は特定の状況下でインドに行ったのであり、それが彼女に起きたことの一因であることは明らかだと述べた。

「しかし、それは彼女が自分で決断しなければならないことだ。」

ハシナ氏は、15年間続いた統治の終焉につながった大規模な暴動の後、昨年8月にインドに逃亡した。

バングラデシュの国際刑事裁判所は、大規模な蜂起中に犯された「人道に対する罪」を理由に、欠席裁判で彼女に死刑判決を下した。

バングラデシュ政府は、昨年12月と先月の判決後にハシナ氏の引き渡しを求める書簡をインドに送った。

インドは要請を検討すると述べた。

アワミ連盟政権の崩壊以来緊張が続くバングラデシュとインドの関係について、ジャイシャンカル首相は、バングラデシュにおける信頼できる民主的プロセスの必要性に関するインドの立場を強調した。

ジャイシャンカル氏は、バングラデシュの過去の政治問題に触れ、「バングラデシュの人々、特に現在の権力者たちは、以前の選挙の実施方法に問題を抱えていたと聞いています。もし問題が選挙にあるのであれば、まず公正な選挙を実施することが最優先事項となるでしょう」と述べた。

「我々としては、バングラデシュの繁栄を願っている。民主主義国家として、どの民主主義国も民主的なプロセスを通じて国民の意思が実現されることを望んでいる」と彼は述べた。

彼は二国間関係の将来について楽観的な見方を示し、隣国に対するインドの民主主義的な優遇措置を強調した。

「そして私は、民主的なプロセスから生まれるものが何であれ、両国関係についてバランスのとれた成熟した見解を持つものになるだろうと確信しており、うまくいけば状況は改善するだろう。」

ジャイシャンカル氏は、インドはバングラデシュを応援していると語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20251207
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/hasinas-stay-india-her-call-4052216