[Financial Express]ニューデリー、12月7日(ロイター):インド電力省の高官は日曜、2035年以降に石炭火力発電能力を増やす計画は当面ないと述べた。
「インドはエネルギー需要を確保したいと考えている」と、電力省のパンカジ・アガルワル次官は同省のイベントの合間にロイター通信に語った。「2035年時点で、石炭火力発電の発電容量を307ギガワットにしたいと考えている」
同氏は「2035年以降に何をしたいかを言うのは時期尚早だ」と述べた。
インドは今年、石炭火力発電の増強を提案した。
電力容量46
同国は、現在の210GWから2030年までに500GWの非化石燃料発電能力を倍増させるとともに、100%増加させる計画だ。アガルワル氏は、石炭火力発電計画は国のエネルギー需要と一致していると述べた。
インドは、余剰のクリーンエネルギーを電力網に統合することで電力網の課題に直面しており、今年はほとんどの月で電力出力を抑制している。
アガルワル氏は、電力需要の伸び方とクリーンエネルギーの電力網への統合速度を把握するために3年を費やした後、同国は石炭火力発電の容量を増やすかどうかの判断を下す可能性があると述べた。
またインドは、2035年以降に石炭火力発電能力をさらに追加するかどうかを決定する前に、送電網の課題と、余剰のクリーンエネルギーをバッテリーに貯蔵して送電網に送るコストも評価すべきだと同氏は述べた。
通常、インドの電力生産量の約75%を占める石炭火力発電は、温暖な気候で冷房需要が減ったため、今年11カ月のうち7カ月で前年比で減少し、2020年以降で最大となった。
それでも、インドの電力会社数社は、夜間の需要の急増が見込まれることに対応するため、石炭火力発電所と長期契約を結んでいる。
Bangladesh News/Financial Express 20251208
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/india-has-no-immediate-plans-to-add-coal-power-capacity-beyond-2035-official-says-1765125274/?date=08-12-2025
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