[Financial Express]ムンバイ、12月7日(ロイター):世界的なプライベートエクイティ会社アドベント・インターナショナルが米大手ワールプールのインド事業を最大10億ドルで買収する交渉が、評価額をめぐる意見の相違により決裂したと、事情に詳しい関係者4人が同通信に語った。
アドベントは、ミシガン州に本社を置く親会社ワールプール社からインドのワールプールの株式31%を取得する最有力候補として浮上しており、これが実現すれば過半数株式を取得するための義務的な公開買い付けが開始されるはずだったと関係者らは語った。
米上場の家電メーカーである同社は1月、インド事業の株式51%を保有しているが、世界的な資産再編を進める中で、負債の大部分を返済するため、保有比率を約20%に削減したいと発表していた。売却により5億5000万ドルから6億ドルの現金収入が得られるとしていた。
アドベントが31%の株式を取得していた場合、インドの規制により、さらに26%の株式を取得する強制的な公開買い付けが開始され、アドベントは57%の株式を支配していたことになる。
Bangladesh News/Financial Express 20251208
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/advents-1b-deal-talks-for-whirlpool-india-stake-collapse-1765126348/?date=08-12-2025
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