マクロン大統領、貿易黒字を理由に中国に関税を課すと警告

マクロン大統領、貿易黒字を理由に中国に関税を課すと警告
[Financial Express]パリ、12月7日(AFP):フランスのエマニュエル・マクロン大統領は日曜公表された発言で、中国がEUとの巨額の貿易黒字を削減する措置を取らなければ、中国に関税を課すと警告したと述べた。

「もし対応しなければ、我々欧州は今後数カ月以内に強力な措置を取らざるを得なくなるだろうと彼らに伝えた」と、マクロン大統領は中国公式訪問から帰国後、経済日刊紙レゼコーに語った。こうした措置は、例えば中国製品への関税など、米国が講じた措置をモデルにしたものになる可能性があると、マクロン大統領は述べた。

レゼコー紙によると、米国に次ぐ世界第2位の経済大国である中国とのEUの貿易赤字は2024年に3000億ユーロ(3500億ドル)を超えるという。

欧州連合(EU)加盟27カ国は、関税を含む貿易政策を個別に決定することはできず、EU委員会が代表権を持つ。ドイツに次ぐEU第2位の経済大国であるベルギーを率いるマクロン大統領は、対中関税問題に関してEU全体で合意を得るのは困難だったと認めた。

中国で強力なプレゼンスを持つドイツは「まだ我々の立場と完全に一致していない」と同氏は述べた。ドナルド・トランプ米政権は今年、中国製品に57%の関税を課した。


Bangladesh News/Financial Express 20251208
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/macron-threatens-china-with-tariffs-over-trade-surplus-1765125799/?date=08-12-2025