IEA、5月以来初めて2026年の石油供給過剰予測を引き下げ

[Financial Express]ロンドン 12月11日 (ロイター) - 国際エネルギー機関(IEA)は11日、来年の世界の原油供給過剰の予想を5月以来初めて下方修正し、世界経済の好転と制裁対象国からの供給減少による需要増加の見通しを示唆した。

石油価格は、先進国に助言するIEAや他のアナリストによる供給過剰の予測により、数ヶ月にわたって圧力にさらされている。

パリに本部を置くIEAの最新の月次石油市場報告によると、世界の石油供給は需要を1日あたり384万バレル上回る見込みで、11月に予測された409万バレルの供給過剰から減少する。

日量約400万バレルの供給過剰は、依然として世界需要の約4%に相当し、アナリストの予想の上限に近い。木曜日の原油価格は下落し、2025年までに15%以上下落するブレント原油は1バレル62ドルを下回った。

今年の供給は、石油輸出国機構(OPEC)とその提携国による増産や、米国およびその他の産油国の成長により急増した。


Bangladesh News/Financial Express 20251212
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/iea-lowers-2026-oil-glut-forecast-for-first-time-since-may-1765468900/?date=12-12-2025