エルドアン大統領、攻撃後も黒海を「対立地域」にすべきではないと警告

エルドアン大統領、攻撃後も黒海を「対立地域」にすべきではないと警告
[Financial Express]イスタンブール、12月13日(AFP):トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は13日、ここ数週間の数回の攻撃を受けて、黒海がロシアとウクライナの「対立地域」になってはならないと警告した。

国営アナドル通信によると、同大使は機内で記者団に対し、「黒海を対立の海域と見るべきではない。それはロシアにもウクライナにも利益にならない。誰もが黒海での安全な航行を必要としている」と語ったという。

ロシアの空爆により、ウクライナの黒海地域オデッサの港に停泊中のトルコ所有の船舶が損傷したと、キエフと船舶運航会社が金曜日に明らかにした。

この攻撃は、エルドアン大統領がトルクメニスタンでの首脳会談の合間にロシアのウラジーミル・プーチン大統領に個人的にこの問題を提起してから数時間後に起きた。

エルドアン大統領の事務所によると、エルドアン大統領はプーチン大統領との直接会談で、ロシア・ウクライナ戦争における港湾やエネルギー施設への攻撃に関して「限定的な停戦」を呼びかけた。

アナドル通信によると、エルドアン大統領は機内でプーチン大統領と主に戦争と平和への取り組みについて話し合ったと述べた。

「他の関係者同様、プーチン大統領もこの問題に関してトルコの立場をよく理解している」と彼は述べた。

同氏は「プーチン大統領との今回の会談後、トランプ米大統領とも和平案について話し合う機会が得られることを期待している」と付け加えた。

「平和は遠くない、私たちはそれを見ることができる。」

戦争中ずっとモスクワおよびキエフとの関係維持に努めてきたトルコは、ウクライナの穀物とロシアの石油を地中海へ輸送するための重要な海峡であるボスポラス海峡を支配している。

過去数週間にわたり、黒海でロシアと関係のあるタンカーを狙った攻撃が数回発生しており、そのうちのいくつかはキエフが犯行声明を出したドローン攻撃だった。


Bangladesh News/Financial Express 20251214
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/erdogan-warns-black-sea-should-not-be-area-of-confrontation-after-strikes-1765649712/?date=14-12-2025