カンボジアはタイが自国領土の奥深くを攻撃したと非難

カンボジアはタイが自国領土の奥深くを攻撃したと非難
[Financial Express]プノンペン、12月15日(AFP):カンボジアは15日、国境紛争が再燃し、タイが同国の主要な観光名所である何世紀もの歴史を持つアンコール遺跡群から車で2時間以内の地域を爆撃し、カンボジア領土の奥深くを攻撃したと非難した。

7月の5日間の戦闘で数十人が死亡し、停戦が仲介されたものの数か月以内に破られた。この紛争は、植民地時代に両国間の800キロ(500マイル)の国境線を画定したことに根ざした長年の紛争の一部である。

当局者らによると、今月東南アジアの隣国間で再燃した戦闘により、兵士や民間人を含む少なくとも28人が死亡し、約80万人が避難を余儀なくされた。

双方は、戦闘を扇動したのは相手方だと非難し、自衛だと主張し、民間人への攻撃だと非難し合っている。

タイ軍に武器と資金で劣るカンボジアは、タイ軍が月曜日の朝にカンボジア領土の「奥深く」まで攻撃を拡大したと発表した。

カンボジア国防省は声明で、タイの戦闘機が「シェムリアップ州スレイ・スナム地区の避難民キャンプ付近」を爆撃したと発表した。

ネス・ピアクトラ情報相はAFPに対し、新たな衝突の中でタイ軍がアンコール遺跡群とその最大の観光名所であるユネスコ世界遺産のアンコールワットがあるシェムリアップ州の地域を爆撃したのは今回が初めてだと語った。

ネス・ピアクトラ氏は、タイのF-16戦闘機がカンボジア領内に70キロ以上侵入したと述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20251216
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/cambodia-accuses-thailand-of-striking-deep-inside-its-territory-1765812963/?date=16-12-2025