[Financial Express]監査人は、政府との電力供給契約がすべて1年以上前に期限切れになった後もバラカ・パワーが事業を継続できるかどうか懸念を表明している。
契約満了以来、同社は収益を上げていない。
同社は自社の事業から資金を調達しておらず、姉妹会社からの収入のみで生き延びてきた。
監査人はバラカ・パワーが最近公表した25年度の財務諸表に問題点を指摘し、現状は持続不可能であり投資家にリスクをもたらすと警告した。
開示情報によると、同社の51メガワット発電所は、バングラデシュ電力開発庁(BPDB)との契約満了に伴い、昨年10月から閉鎖されている。契約更新の確認は得られていない。
「この不確実性は、同社が単独で継続企業として存続できる能力に大きな疑問を投げかける」と監査法人は述べた。
ダッカ証券取引所(DSE)は月曜日に株主と投資家に情報を開示した。
この情報開示を受けて、バラカ・パワーの株価はDSEで2.82%下落し、1株当たり6.90タカとなった。
現在、同社は自社事業からの収益はなく、発電子会社と衣料品製造子会社からの収益に依存しています。しかし、発電子会社の操業寿命は限られており、衣料品製造子会社は需要の不確実性に直面しているため、株主にとってのリスクは高まっています。
同社は25年度の財務諸表で、政府からの新たな電力供給契約を待ちながら事業を多角化する計画を明らかにした。
バラカ・パワーの会長は、同社がこの分野の需要拡大に対応するため再生可能エネルギー分野での機会を模索していると述べた。
「再生可能エネルギーの需要拡大が見込まれる中、太陽光発電やバイオエネルギープロジェクトへの参入機会を模索しています。事業開発チームは、実現可能かつ実現性の高い再生可能エネルギー発電プロジェクトを精力的に模索しています」と彼は述べた。
しかし、業界観測筋は、政府が民間部門からの電力購入に関する政策を改訂したため、バラカ・パワーのような企業にとって契約更新の可能性はますます低くなっていると指摘している。
farhan.fardaus@gmail.com
Bangladesh News/Financial Express 20251216
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/baraka-powers-future-limps-after-contract-expiry-auditor-1765820107/?date=16-12-2025
関連