[The Daily Star]ナシル・ウディン選挙管理委員長は昨日、治安状況の悪化に対する懸念を否定し、自由で公正な国政選挙の実施には何ら障害はないと述べた。
同氏は、最近のシャリフ・オスマン・ハディ氏射殺事件を単発の事件と評し、「殺人や暴力事件は時々1、2件起きるものだ」と述べた。
ダッカのグルシャンで開かれたイベントで演説したナシル中央選挙管理委員会委員長は、「法と秩序が悪化したのはどこですか? 殺人や暴力事件が1、2件は時々起こります…」と語った。
同氏は「アフサヌラ・マスター氏の殺害など、同様の事件が以前にも起きている」と述べ、一つの出来事に基づいて大まかな結論を出さないよう人々に促した。
ナシル中央選挙管理委員会(CEC)は、現在の状況を過去の深刻な騒乱期と比較し、当時は警察署が機能不全に陥り、警察官が職務を遂行できなかったと述べた。「当時と比べると、法と秩序は大幅に改善されました」と彼は述べた。
彼は、あらゆる方面に対し、来たる選挙への疑念を払拭するよう呼びかけた。「メディアなどでは不安の声もあるかもしれないが、私たちは疑念を抱いていない。選挙は予定通りに実施され、誰もが参加できる自由で公正かつ競争的な方法で行われるだろう」と述べた。
同氏はまた、選挙委員会が昨日、法執行機関の幹部らと会合を開き、選挙期間を通じて安全を確保するために必要な指示を出したとも述べた。
「彼らは選挙まで平和と秩序が維持され、投票手続きが円滑に進むよう確保できると保証してくれた」と彼は付け加えた。
一方、選挙委員会が昨夜発表したプレスリリースによると、中央選挙委員会は、ハディ氏の以前の発言を通じて、ハディ氏の射殺が選挙を妨害するものではないということを伝えようとしただけだという。
プレスリリースでは、中央執行委員会はハディ氏の早期回復を祈り、同氏の家族に哀悼の意を表したとも伝えられた。
Bangladesh News/The Daily Star 20251216
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/elections/news/one-or-two-murder-incidents-occur-sometimes-cec-4059646
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