[Financial Express]ストラスブール(フランス)、12月16日(AFP):EUは火曜日、欧州大陸で深刻化する住宅危機に対処するため、建設を促進し、短期賃貸を規制することを目的とした初の計画を発表する。
数字は厳しい。27カ国圏全体で約130万人がホームレスであり、これはブリュッセルの全人口を上回る。
ユーロスタットのデータによれば、過去15年間で住宅価格は60%上昇し、家賃も30%近く上昇した。
「今日、あまりにも多くのヨーロッパ人にとって、家は不安の源となっている」と、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は最近の演説で述べた。EU加盟国全体に影響を及ぼす危機に対応するため、欧州委員会は「手頃な価格の住宅計画」を策定し、火曜日に発表する予定だ。
住宅問題は、農業、移民、貿易とは異なり、EUの管轄範囲に入る問題ではない。つまり、行動する責任は主に加盟国にあるということだ。
しかし近年、特に左派からブリュッセルの介入を求める圧力が高まっている。
「これはEU全体に広がる危機だ」と、EU議会住宅委員会の社会党委員長イレーネ・ティナグリ氏は述べ、この問題が欧州の大都市中心部をはるかに超えた範囲に及んでいることを指摘した。
「私たちは長年この取り組みを推進してきましたが、欧州政策の中核に据えるのに苦労してきました」とティナグリ氏は述べ、EUレベルでの行動を促す多くの市長と面会した時のことを振り返った。欧州委員会は、住宅問題に関する提案がこれほど多くの関心を集めたことに驚いていると述べている。
同委員会の関係者はAFPに対し、「予想以上に反響が広がっている」と語った。
AFPが確認した草案によると、EU執行部は、特に地元住民が家賃高騰の原因だと非難している観光地において、アイルブンブなどの短期賃貸を制限する法案を計画している。
Bangladesh News/Financial Express 20251217
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/eu-to-unveil-plan-to-tackle-housing-crisis-1765908276/?date=17-12-2025
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