[Financial Express]ペンギダム、12月16日(AFP):インドネシアのスマトラ島を壊滅的な洪水で襲い、1,000人以上が死亡し、家と仕事を失ったヌルレラ・アグスフィトリさんは、頼れる場所がない。
大洪水が島を襲ってからほぼ3週間が経ち、被害者や市民社会団体が国際援助を求める中、ヌルレラさん(40)は根こそぎになった木々や瓦礫の中を裸足で進んだ。
火曜日に発表された政府の最新統計によると、死者数は1,030人。資源に恵まれたスマトラ島アチェ州を襲った史上最悪の自然災害の一つで、205人が行方不明となっている。アチェ州は2004年に大津波に見舞われた。
ヌレラさんは、ペンギダム村で食用油や砂糖などの商品を売る売店を経営していたが、自宅の周囲に水が押し寄せてきたため、2人の子どもを連れて避難したと語った。
彼女が戻ったとき、何も残っていませんでした。
「家が破壊され、水に流されるのを見ました。持ち物はそこら中に散乱していました」と彼女はAFPに語った。
「それを見た時、私は泣きました。ああ、神様、この家を建てるのは本当に大変でした。この後、私はどこへ行けばいいのでしょう?」と彼女は尋ねました。
インドネシア政府の努力にもかかわらず、救援活動の遅さに対する不満が高まっており、ジャカルタ政府に国家災害を宣言し、被災地への国際援助の許可を求める声が高まっている。
水が来る前、ヌルレラさんの村の何十世帯もがパーム油農園と畜産業で生計を立てていた。
しかし、今では風景は完全に変わってしまった。村は丸太と泥に埋もれ、家屋やパーム油農園は消え去ったとAFP記者は目撃した。
村人のカヒョ・アウリアさん(31歳)は、自宅が丸太で押しつぶされたと語った。「この辺りの人たちは自分の家の境界線さえ知らないんです」と農園労働者のアウリアさんは語った。
州都バンダアチェでは、学生団体や民間社会団体が火曜日に地方議会の外に集まり、救援活動のためのより迅速な行動と国家資源のより積極的な動員を要求した。
Bangladesh News/Financial Express 20251217
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/indonesians-reeling-from-flood-devastation-plead-for-global-help-1765909087/?date=17-12-2025
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