[Financial Express]ラマラ、12月16日(AFP):ラマラに拠点を置くパレスチナ保健省は16日、イスラエル軍が占領下のヨルダン川西岸地区への襲撃で10代の少年を殺害したと発表した。
保健省は声明で、「アマル・ヤセル・モハマド・タアマラさん(16)は、ベツレヘム南東のトゥク市への占領軍(イスラエル)の襲撃中に胸部に撃たれた銃弾により死亡した」と述べた。
AFPの取材に対しイスラエル軍は声明で、トゥク地区で兵士らに石が投げつけられる「衝突」があったと述べた。
「兵士らは暴動鎮圧手段を使用し、その後、主な扇動者に向けて発砲し、命中が確認された。」
「事件は現在調査中」としている。
イスラエルは1967年以来ヨルダン川西岸地区を占領しているが、2023年10月にハマスがイスラエルを攻撃してガザ戦争が勃発して以来、暴力行為は激化している。
10月に発効したイスラエルとハマス間の脆弱な停戦にもかかわらず、戦闘は止んでいない。
パレスチナ保健省の数字に基づくAFPの集計によると、ガザ戦争開始以来、イスラエル軍や入植者はヨルダン川西岸で1,000人以上のパレスチナ人を殺害しており、その多くはハマス構成員だが、民間人も数十人含まれている。
イスラエルの公式統計によると、パレスチナ人の攻撃やイスラエル軍の作戦で、兵士と民間人を含む少なくとも44人のイスラエル人が死亡した。
Bangladesh News/Financial Express 20251217
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/israeli-forces-kill-teenager-in-west-bank-1765909042/?date=17-12-2025
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