インドは輸出増加とエタノール転用で砂糖の余剰に対処する

[Financial Express]ニューデリー 12月18日 (ロイター) - インド政府高官は18日、余剰サトウキビを輸出で管理し、より多くの砂糖をエタノール生産に転用することで、サトウキビ農家の収入減少を防ぐことを目指していると述べた。

世界第2位の砂糖生産国からの輸出増加は、5年ぶりの安値近辺で推移しているニューヨークとロンドンの指標先物に圧力をかける可能性がある。

「余剰在庫は農家に打撃を与えることになるが、それは許容できない。農家の利益のため、そして全ての利害関係者の利益のためにも、余剰在庫を確実に抑制する必要がある」と、インドのサンジーブ・チョプラ食糧相は記者団に語った。

政府はあらゆる可能な手段を講じて砂糖の過剰供給を抑制するよう努める、と彼は述べた。

チョプラ氏は、10月1日に始まった2025/26年度のインドの砂糖生産量は、エタノール生産に340万トンを転用した後でも18%増の3090万トンになると予測されていると述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20251219
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/india-to-tackle-sugar-surplus-with-higher-exports-ethanol-diversion-1766080429/?date=19-12-2025