「暫定政府は攻撃を阻止できなかった」

[The Daily Star]バングラデシュの社会文化団体「ウディチ・シルピ・ゴスティ」の指導者らは昨日、前日に明らかな脅迫があったにもかかわらず、暫定政府が中央事務所への襲撃と放火を阻止できなかったと非難した。

「政府は7月の蜂起の精神から離れ、原理主義勢力を事実上宥和している」とウディチのアミット・ランジャン・デイ書記長は午前中の抗議デモで演説し語った。

ウディチの芸術家や活動家、文化活動家やジャーナリストらは、午前11時頃パルタン交差点から行進を開始し、トプカーナ通りのサティエン・セン広場にあるジャティヤ・プレスクラブ向かいの同組織の中央事務所前で終了した。

ウディチ中央委員会副会長のシバニ・バタチャリヤ氏がイベントを主宰した。

演説者たちは、襲撃の責任者に対し即時の行動を要求した。彼らはウディチ氏への襲撃を、表現の自由に対するより広範な脅威と関連付けた。

「私たちの事務所は、デイリー・スター紙、プロトム・アロ紙、チャヤノート紙への襲撃と同じように、破壊され、略奪され、放火されました。これらは単なる偶発的な行為ではありません。表現の自由と民主的権利に対する意図的な脅威です」とアミット・ランジャン・デイ氏は述べた。

デイ氏はウディチのアーカイブの破壊を文化的大惨事と呼び、歌や脚本、写真、抵抗の記録など数十年分の文書が一夜にして破壊されたと述べた。

「これは単なる建物への攻撃ではない。記憶を消し去ろうとする試みだ」と彼は語った。

ウディチの指導者たちは、何も行動を起こさなければ過激派勢力がさらに勢いづくことになるだろうと警告した。

また、国家が文化・メディア機関の安全を確保できないことで、国家自身の民主主義の基盤が損なわれる危険性もあると主張した。

彼らは襲撃の責任者を直ちに特定し、逮捕し、起訴することを要求し、責任が問われるまで路上に留まることを誓った。

ウディチ副書記長プラディップ・ゴーシュ氏やCPBダッカ北部代表ハサン・ハフィズル・ラーマン・ソーヘル氏らも講演した。


Bangladesh News/The Daily Star 20251221
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/interim-govt-failed-prevent-attack-4062916