[Financial Express]クアラルンプール、12月24日(ロイター): マレーシアのパーム油先物は、水曜日、リンギ高が市場の重しとなったため横ばいで取引されたが、通貨の圧力は原油価格の上昇によって相殺された。
マレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア・デリバティブ取引所)の指標パーム油3月限は、1リンギット(0.02%)安の1トン当たり4,035リンギット(998.02ドル)で引けた。直近2営業日では3.35%上昇した。
クアラルンプールに拠点を置くトレーダーは、リンギット高によりパーム油相場は小幅下落したと述べた。
トレーダーによると、リンギットは正午休憩時に4.0550リンギット前後まで上昇し、2021年3月5日以来の高値となった。
ヤシの貿易通貨であるリンギットはドルに対して0.42%上昇し、他の通貨を保有する買い手にとってこの商品の価格が上昇した。
大連で最も取引量が多かった大豆油先物は0.05%下落した一方、パーム油先物は0.47%上昇した。シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆油価格は0.37%上昇した。
パーム油は、世界の植物油市場のシェアを競い合いながら、競合する食用油の価格動向を追っています。
原油価格は、力強い米国経済成長とベネズエラおよびロシアからの供給途絶リスクに支えられ、6日連続で小幅上昇したが、価格は2020年以降で最大の年間下落率に向かっている。
欧州委員会のデータによると、7月に始まった2025/26年シーズンの欧州連合(EU)の大豆輸入量は12月21日時点で600万トンに達し、前年同期比14%減となった。一方、パーム油の輸入量は9%減の145万トンとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20251225
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/palm-oil-futures-muted-by-firmer-ringgit-1766591192/?date=25-12-2025
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