燃料不足によりガザの病院はほとんどのサービスを停止

[Financial Express]ハーン・ユニス、12月26日(AFP):深刻な人道危機が続く荒廃したパレスチナ自治区での深刻な燃料不足のため、ガザ地区の主要病院はいくつかの診療業務を停止したと報じられた。

2年以上にわたる戦争で荒廃したガザ地区中央部のヌセイラト地区にあるアルアウダ病院では、約60人の入院患者を治療し、毎日1,000人近くの治療を求める人々を受け入れている。

病院の運営に携わる上級職員のアハメド・メハンナ氏は「発電機に必要な燃料が不足しているため、ほとんどのサービスが一時的に停止している」と語った。

「救急科、産科、小児科といった必須部門のみが稼働を続けています。」

これらのサービスを継続するために、病院は小型発電機をレンタルせざるを得なかったと彼は付け加えた。

通常、アル・アウダ病院は1日あたり1,000~1,200リットルのディーゼル燃料を消費しますが、現在、利用可能な燃料はわずか800リットルです。

「今回の閉鎖は一時的なものであり、燃料の供給状況に関係していることを強調する」とメハンナ氏は述べ、燃料不足が長引けば「病院が基本的なサービスを提供する能力に直接的な脅威を与えるだろう」と警告した。

彼は地元および国際機関に対し、燃料の安定供給を確保するため速やかに介入するよう求めた。

10月10日以来、不安定な停戦が続いているにもかかわらず、ガザ地区は依然として深刻な人道危機に陥っている。

停戦合意ではガザ地区に1日600台の援助トラックが入ることが規定されていたが、国連や非政府組織によると、現在は人道支援物を積んだ100~300台しか入ることができていない。

一方、イスラエル軍は金曜日、武器庫や訓練施設を含むレバノンのヒズボラの施設に対する一連の攻撃を発表した。

軍の声明は「ヒズボラがイスラエルに対するテロ攻撃を進めるために使用していた多数の武器貯蔵施設とテロリストのインフラ施設が攻撃された」と述べた。

2024年11月の停戦協定により、イスラエルとイランが支援するヒズボラ間の1年以上に及ぶ敵対行為は終結するはずだったが、イスラエルはレバノンへの攻撃を継続し、戦略的とみなす5つの地域に軍隊を駐留させている。


Bangladesh News/Financial Express 20251227
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/fuel-shortage-forces-gaza-hospital-to-suspend-most-services-1766765410/?date=27-12-2025