2026年度の米の生産量は増加する可能性がある

[The Daily Star]バングラデシュは、作付面積と生産量の増加により、現在南部地域で行われているアマン米の収穫で終了する2025~26年度に、より多くの米を収穫することが予想されている。

米国農務省(USDA)は先週発表したバングラデシュの穀物・飼料に関する最新情報の中で、同国の主食である米の総生産量は25年度の3.66億トンから26年度には3.76億トンに増加する可能性があると述べた。

米国農務省(USDA)によると、アマン期の米は2026年度の最終作となる。2025年7~8月に移植され、北部、北西部、中部地域では収穫が完了している。南部地域では2025年12月末までに収穫が終了する見込みだ。

「バングラデシュ北部の農家は、生産コストの上昇にもかかわらず、アマン期の米の豊作を報告した」と報告書は述べている。

USDAは、連絡先と農業普及局(DAE)からの最新の作物生産データを引用し、アマン期の米の作付面積と生産量をそれぞれ580万ヘクタールと1億4800万トンと推定した。

「さまざまな現場の農業事務所が今シーズンの収穫が豊かであると報告した」と付け加えた。

米当局は、販売年度の最初の作物であるボロ米の栽培面積は2026年度も変わらず、生産量は2億0500万トンになると予想している。

しかし、オーストラリアは米の生産予想を前年の210万トンから235万トンに引き上げた。

国内生産量と輸入量の増加にもかかわらず、バングラデシュではあらゆる種類の米の価格が上昇している。

バングラデシュ貿易公社(TCB)のデータを引用したこの報告書は、2025年11月の粗米の平均小売価格は1キログラムあたり57.03タカに上昇し、昨年の同時期から約7パーセント上昇したと述べた。

2025年11月、高品質の非芳香米または上質米の平均小売価格は1クグあたり78.3タカに達し、前年同期比5.7パーセント上昇した。

「価格上昇の主な原因は、投入コスト、精米コスト、全体的な価格上昇、そしてサプライチェーンの非効率性です。他の多くの農産物と同様に、米のサプライチェーンには複数の市場関係者が関与しており、最終的には消費者にとってコストの上昇につながっています」と米国農務省は述べています。


Bangladesh News/The Daily Star 20251228
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/rice-output-may-rise-my26-4067401