バングラデシュ南部、大きな自然の美しさを持つ観光スポット“クアカタ・シービーチ”に観光客を呼び込むため、政府はペイラ港近くに空港を建設する。
“メガビーチカーニバル・クアカタ2017”に主賓として呼ばれたムヒト財務相は、午前中行われた開会式で発表した。
国内外の観光客にクアカタ(Kuakata)を積極的に紹介するため、道路、河川、空路によるコミュニケーションの発展とともに、クアカタをより魅力的にすることが必要だと、大臣は話した。
「私たちは、クアカタを2年以内に魅力的な観光地として発展させる計画があります。現在ペイラ港からは容易にアクセスできます。ペイラ港湾当局はクアカタ・シービーチ地区の発展のため、歩を進めるでしょう」
ハシナ首相は2016年を“観光年”と位置づけた。バングラデシュ観光局(BTB)やバングラデシュ・パージャタン協会(BPC)、非政府系観光団体は、バングラデシュをユニークな観光地としてブランド化するため、2018年まで観光プログラムを開催する。ラシッド・カーン・メノン民間航空観光相は話した。
ポトゥアカリ(Patuakhali)ークアカタを結ぶ3つの橋はすでに完成し、ラブカリのペイラ川にかかる新しい橋は建設中だという。
パドマ橋が完成すれば、クアカタに押し寄せる国内外の観光客は急増し、その結果、より多くの雇用が生まれると、観光相は補足した。
カーニバルの閉会式は1月16日の夜に行われる。
ポトゥアカリ県南部にあるクアカタには、長さ18キロメートル、幅3キロメートルのビーチがある。何も遮るもののないビーチから、ベンガル湾の日の出、日の入り両方を見ることができる。
3日間のカーニバルでは、ビーチサッカー、ビーチクリケット、バレーボール、凧あげ、水上バイク、マウンテンバイク、ボート漕ぎ、ビーチのライトアップ、キャンプファイヤー、クルージングなど、特別なイベントが開かれた。
登山、木登り、バーベキュー、森林トレッキング、ウォーキング、サイクルラリーなど、冒険好きの心を満たすイベントも開かれた。
クアカタには目を引く自然景観のほか、ラカイン人の多様なライフスタイル、歴史的な井戸、古代の船、仏教やヒンズー教寺院など、魅力的な観光スポットはたくさんある。
BTB局長が進行を務めた開会式では、国会議員や歳入庁長官、地方行政局長などが祝辞を述べた。
バングラデシュ/The Daily Star Jan 15 2017
http://www.thedailystar.net/country/airport-be-built-attract-tourists-muhith-1345501
翻訳:吉本
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