線路に使われる竹

線路に使われる竹
バングラデシュ北部、クリグラム(Kurigram)県の鉄道橋の少なくとも3カ所に、鉄の代わりに竹材が使われたという。

ウリプール・パンチピア鉄道駅近くの50メートルの鉄道橋では、竹がはっきり見える状態だった。

全長43キロのクリグラム線の枕木のほとんどは痛んでいた。所々では木の丸太さえ使われていた。

「ラルモニルハット(Lalmonirhat)県テースタ駅発、クリグラム経由、チルマリ(Chilmari)ラムナ行きがとても危険です。モンスーン時期、事故の恐れや危険性は一層悪化します」
運転手は話す。

「線路に枝を使ったり、鉄道橋に竹を使うことは何の問題もありません。私たちはまくら木のずれを防ぐため、主要な橋ではちゃんと鉄を使っています」
ラルモニルハット鉄道の整備士アリフル・イスラム氏は話した。

「しかしテースタからクリグラムまでの鉄道橋は短いので、鉄の代わりに竹を使いました」と、イスラム氏。

必要な資材を調達できなかったため、竹を一部に使用したという。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 15 2017
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/135945/Bamboo-used-in-Kurigram-rail-tracks
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #線路 #竹材