【Prothom Alo】新型コロナウイルスの世界的大流行に伴う様々なトラブルにもかかわらず、バングラデシュ人海外出稼ぎ労働者は7月、過去最高の月間金額となる26億ドル(2886億円)を送金した。
6月の送金は18.33億ドル(2034億円)だった。
好調な送金は、中央銀行の外貨準備金を372.87億ドル(4兆1384億円)に押し上げた。
2%の現金インセンティブなど、政府が取った時宜にふさわしい様々な措置は、出稼ぎ労働者が法的チャネルを通じてより多く送金することを促進する役割を果たしてきた。
昨会計年度、国は180億ドル(1兆9978億円)の送金を受け取った。
AHMムスタファ・カマル財務相は、政府は現会計年度、さらに30億ドルから50億ドル(3330億~5549億円)の送金を受け取れるよう取り組んでいると述べた。
「法的チャネルを通じで送金されることを確実にするため、私たちはすべての措置を講じるつもりです。また、送金を行う際に直面する全ての障害を取り除きます」
新型コロナパンデミックが世界の経済活動を停止させたことで、数百万人もの出稼ぎ労働者が失業し、帰国した。
英国とスイスは、世界保健機関(WHO)が新型コロナパンデミックを宣言してから2カ月後の5月、世界的な危機の間、労働者が他国の親族に送金し続けられるよう各国が協力するよう求めた。
送金は、少なくとも60の発展途上国のGDPの5%以上を占めている。世界銀行は2020年の低所得国と中所得国への送金が20%、1100億ドル(12兆2086億円)減少すると予測した。
Bangladesh News/Prothom Alo Aug 4 2020
https://en.prothomalo.com/business/local/bangladeshi-expats-remitted-record-26bn-in-jul
翻訳:吉本