eコマース市場 30億㌦規模に

eコマース市場 30億㌦規模に

【Financial Express】バングラデシュのeコマース市場の規模は、2023年までに30億ドル(3330億円)に達するだろう。ダッカ商工会議所(DCCI)主催の「コロナ禍でのeコマースと消費者の権利:課題と前進」と題したウェブ会議で、専門家らが述べた。

専門家らによると、eコマース市場は今年166%という大幅な成長を遂げたという。

会議は、商業次官のジャファー・ウディン博士を主賓に、バングラデシュ消費者協会(CAB)のグラム・ラーマン会長を特別ゲストに、DCCIのシャムス・マウムド会頭が司会を務めた。

ジャファー・ウディン氏は、商業省はeコマースビジネスの巨大な可能性を活用するため、デジタルセルを確立したと述べた。
「諮問委員会は消費者に優しいeコマースシステムを確保するため、商業省のWTOセルの下でも活動をしています」

DCCIのシャムス・マウムド会頭は歓迎の挨拶で、現在、国内のeコマース市場はおよそ20億ドル(2220億円)規模だが、毎年50%ペースで成長していると述べた。また、新型コロナパンデミックで従来の取引が減少したため、eコマースは著しく増加しているとした。

さらに、消費者の権利保護は、バングラデシュの持続可能なeコマースシステムにとって重要な要素だと述べた。
「品質、適合性、責任、流通、安全な支払いシステム、製品価格は、消費者の権利と非常に密接にリンクしています」

グラム・ラーマン氏は、eコマースを成功に導くには、各種の問題に対処する必要があると述べた。
「バングラデシュでは(Facebookを活用した)F-コマースも盛んですが、Fコマース登録システムは、監視と説明責任の下で行われるべきです」

そのうえで、eコマースの発展とともに、適切な規則や規制が整備されるべきだと補足した。

Bangladesh News/Financial Express Nov 3 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/e-commerce-market-size-to-reach-30b-by-2023-1604405507
翻訳:吉本

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