【The Daily Star】新型コロナパンデミックの中、仕事でデジタルを使う機会がさらに増えたことで、携帯電話でインターネットを利用する人が1億人を越えた。

バングラデシュ電気通信規制委員会(BTRC)のデータによると、9月のインターネットユーザー数は、前年9月より13％増え、1億1110万人となった。昨年9月は9840万人だった。

インターネット利用者の内訳は、携帯電話加入者が1億250万人、残りはサービスプロバイダーや公的交換電話ネットワークによる利用者となっている。

また、携帯電話利用者は、前年9月比2.26％増の1億6710万人で、過去最高の数字となった。昨年9月は1億6340万人だった。これまでの過去最高は、2月の1億6610万人だった。

携帯電話会社バングラリンクのタイムル・ラーマン最高経営責任者は、経済活動が通常のペースを取り戻しつつあり、パンデミック後の回復を目指していると述べたうえで、市民の財政状態が改善しつつあり、携帯電話加入者やインターネットユーザー数が上昇したとの認識を示した。

それぞれの携帯電話会社の利用者は、市場リーダーのグラミンフォンが昨年9月の7570万人から7760万人へ2.51％増、昨年9月に4820万人だったロビ・アクシアタの利用者は、5千万人を突破して5010万人となった。

業界3位のバングラリンクは前年9月の3500万人から3480万人に減少した。前年9月452.7万人だった国営テレトークは、461.2万人となった。

「日常の活動の中でインターネット利用者が増加しているため、私たちはデータパッケージの価格を下げました。場合によっては価格を据え置き、データ量を増やしました」
ラーマン氏は述べた。

この間、バングラリンクでは、トフィー(Toffee)やセルフケアアプリなどのデジタル製品の利用者が増加したという。

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携帯ネット利用者 1億人突破