1千人以上のロヒンギャ移転

1千人以上のロヒンギャ移転

【Prothom Alo】ロヒンギャ難民が本国へ帰るまでより良い暮らしを提供するため、バングラデシュ政府は3日、新たに1703人をボシャン・チャール島に移転させることにした。UNB報道。

ロヒンギャを運ぶバスは2日午後、コックスバザール(Cox’s Bazar)県のウクヒヤ難民キャンプを出発したと、難民救済更生委員会のMdサムズドゥッザ・ノヨン氏は述べた。

夕方にはパテンガにあるチャットグラム(Chattogram)乗換ポイントに到着し、朝、ボシャン・チャールへ向けて出発する。

「今回の第5段階では、約3千人のロヒンギャが島に移転する予定です」

これまでの4段階で、9540人のロヒンギャが島へ移転したと、難民救済更生委員会の担当者は述べた。

第1グループは12月4日、第4グループは2月15日に島へ移転した。

「ボシャン・チャールはどこにある?」

本土から34キロ離れた場所に位置するこの島は、20年前に現れた島で、これまで人が住んだことはない。

請負業者によると、島のインフラは近代的なタウンシップのように整備され、コンクリート製多世帯住宅、学校、運動場、道路があるという。また、太陽光発電設備、給水システム、サイクロンシェルターも備える。最近、警察署も作られた。

避難キャンプの極度な混雑への懸念が高まっていることや、地滑りや不当な事件による死亡リスクを回避するため、バングラデシュ政府はボシャン・チャールの開発に数百万ドルを費やし、10万人のロヒンギャを段階的に移転させることを計画している。

Bangladesh News/Prothom Alo 2 2021
https://en.prothomalo.com/bangladesh/1073-more-rohingyas-to-be-relocated-to-bhasan-char-wednesday
翻訳:吉本

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