今年度7.2%の成長予測

今年度7.2%の成長予測

【Financial Express】2021会計年度、バングラデシュの国内総生産(GDP)は7.20%程度成長するため、経済は堅調に回復するだろう。

国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)が作成・発表した「2021年アジア太平洋経済社会調査」が予測した。

一方、この野心的な予測は、2021年3月9日時点でのパンデミック関連の開発とリンクした暫定的なものだとした。

2020会計年度のバングラデシュのGDP成長率は5.20%だった。

このESCAPの旗艦報告書は「バングラデシュは、パンデミック前の強固な経済ファンダメンタルズと慎重な財政管理に加えて、急増した送金の恩恵を受けた」と分析する。

また、2020年の域内の後発開発途上国(LDCs)全体で、経済が3.0%程度拡大したことにも言及した。

「このプラス成長には、主に3つの要因が寄与している。グループ最大の経済国バングラデシュの2019-20年度の経済成長率が5.2%だったこと、農村部の規模が大きく、パンデミックによる悪影響が少なかったこと、他国との貿易連携が弱く、コロナショックから一部免れたこと」

また、ESCAPはバングラデシュのインフレ率が緩やかに上昇し、昨年度の5.60%から今年度末には5.90%になると予測した。

一方、今年度のインドの成長率が7.0%であるのに対し、パキスタンの成長率は1.50%にとどまる可能性があるとした。

Bangladesh News/Financial Express Mar 31 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/bangladesh-may-see-720pc-growth-in-current-fiscal-says-escap-1617192210
翻訳編集:吉本

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