7社が資本金獲得

7社が資本金獲得

【The Daily Star】31日、ICT省の旗艦ベンチャーキャピタルファンド「スタートアップ・バングラデシュ」はスタートアップ企業7社に対し、第一弾となる1.5億タカ(1.98億円)の投資を発表した。

政府は2020年3月、起業家がより早くイノベーションを起こし、雇用を創出し、技術的なスキルを開発し、デジタル・バングラデシュを実現することを支援するため、50億タカ(66.1億円)の予算でスタートアップ・バングラデシュを設立した。

今回、同社は「ボンゴボンドゥ」生誕100周年と独立50周年を記念して、2021年に50社のスタートアップ企業に10億タカ(13.2億円)投資する「ショット・ボルシェ・ショット・アシャ(Shoto Borshe Shoto Asha)」計画を立ち上げた。

今回、第一弾の投資先として選ばれたのは以下の7社。
・パタオ(Pathao):ライドシェア/物流
・ダッカ・キャスト(Dhaka Cast):健康機器
・モナル・ボンドゥ(Monal Bondhu):メンタルヘルス/福祉
・チャルダル(Chaldal):eコマース
・エドゥヒブ(Eduhive):教育機器
・シーバドットxyz(Sheba.xyz):家事サービス/SME
・インテリジェント・マシーン(Intelligent Machines):ソフトウェアサービス

ジュナイド・アーメド・パラクICT担当国務相は、政府はこの計画を通じて、スタートアップのエコシステムを支援するための全国的な起業プラットフォームを構築するとした。

「スタートアップ・バングラデシュは、資本金を持たないスタートアップ企業に投資することで、可能性を開花させることができます。スタートアップ企業が提供する技術ソリューションは、国が2030年までにSDG(持続可能な開発目標)を達成することに役立つでしょう」
パラク氏は、ICT省とスタートアップ・バングラデシュがバングラデシュ・コンピュータ・カウンシルで開催したプログラムで述べた。

投資を受けたスタートアップ企業は、生産規模の拡大、商品やサービスの質の向上、サプライチェーンやマーケティング戦略の開発などに取り組む。

「バングラデシュはフロンティア市場の中でも、ベンチャーキャピタルやプライベートエクイティ投資の最も有望な機会を提供しています」
スタートアップ・バングラデシュのティナFジャビーン社長兼CEOは述べた。

「バングラデシュは英語を話すことのできる国です。また、技術に精通した若年人口が多く、事業展開する準備ができています。金融包摂、社会的公正、技術への平等なアクセスを重視するバングラデシュは、テクノロジーと革新的なソリューションを活用することで、持続可能な開発目標を達成するための優れたパフォーマーになることができるでしょう」

Bangladesh News/The Daily Star Apr 01 2021
https://www.thedailystar.net/business/news/seven-startups-get-tk-15cr-capital-2069985
翻訳編集:吉本

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