貨物取扱量増加

貨物取扱量増加

【The Daily Star】パンデミックにもかかわらず、終了したばかりの2020-21会計年度のチャトグラム港のコンテナ取扱量は前年度比3.1%の伸びを記録し、バングラデシュの対外貿易の成長を浮き彫りにしたことが、公式データで明らかになった。

チッタゴン港湾局(CPA)のデータによると、2020-21会計年度、国内最大港(チャットグラム港)のコンテナ取扱量は309万7236TEU(Twenty-foot Equivalent Unit:20フィートコンテナ換算)だった。前年度は300万4142TEUだった。

CPAのMdオマール・ファルク所長は、この数字は、港、パンガオン内陸水路コンテナターミナル、カマラプール内陸水路コンテナ倉庫で取扱った量だとした。

チャットグラム港は2019-20年に2.92%、2018-19年に3.28%の成長を記録した。前者の取扱量は300.4万TEU、後者は280.8万TEUだった。

セメントやセラミックス製造に使われるものを除く、商品、機械、化学品、工業用原材料はコンテナで輸入される。輸出向け貨物はすべてコンテナで運ばれる。

前年度1億160万トンだった同港の貨物取扱量は、20-21会計年度は11.98%増の1億1370万トンだった。

寄港する船舶も、前年の3764隻から4062隻に増加した。

「パンデミックでも港は1日も閉鎖しませんでした。24時間体制の運用で、年間で300万TEU以上の取り扱いが可能となりました」
CPAのMシャウジャハン会長は述べた。

シャウジャハン氏は、スタッフや労働者、バース・オペレーター、シップ・ハンドリング・オペレーター、輸入業者、輸出業者、シッピング・エージェント、クリアリング・フォワーディング・エージェント、フレイト・フォワーダー、税関職員などの関係者の協力に感謝の意を表した。

ガントリークレーンは4台から14台に増え、ヤード内の倉庫の容量も増えた。

「これは国の対外貿易が拡大していることを示しています。また、港の能力をさらに強化するための警鐘でもあります」
シャウジャハン氏は現在進行中の拡張プロジェクトを速やかに完了させる重要性を強調した。そのうえで、パテンガ・コンテナ・ターミナル(PCT)の建設は今年中に完成するとした。

3つの埠頭とドルフィン埠頭を備えるPCTが完成すれば、新たに50万TEUのコンテナ取扱いが可能になる。

「また、既存の場所を使えるようにすることで、より多くのヤードスペースを作ることも計画しています」

Bangladesh News/The Daily Star Jul 2 2021
https://www.thedailystar.net/business/economy/industries/news/cargo-handling-rises-ctg-port-despite-pandemic-2122365
翻訳編集:吉本

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