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【The Daily Star】業界関係者によると、コロナパンデミックの改善で旅行や飛行機の運航が再開されたことで、星付きホテルのビジネス状況は若干改善されたという。
8月11日にロックダウンが解除されてから1カ月、稼働率は徐々に上昇している。
バングラデシュの星付きホテルは、ダッカ(Dhaka)市内に20軒以上、コックスバザール(Cox’s Bazar)、シレット(Sylhet)、チャットグラム(Chattogram)に10軒ほどあり、1日の収容人数は約5千人だ。
コックスバザールの「ロイヤル・チューリップ・シー・パール・ビーチ・リゾート」のマウムード・ラッセル営業部長によると、
飛行機のフライトが再開され、旅行禁止令が撤回されたことで稼働率は上昇、現在50%に達したという。
同ホテルは国内最多となる493の客室があり、丘と海の両方の景色を楽しむことができる。
ラッセル氏によると、ロックダウン中は稼働率ゼロだったが、観光客やビジネスマンがコックスバザールに来るようになり、状況は急速に改善したという。企業からの予約もビジネス状況の好転に役立った。
「ワクチン接種が始まり、あらゆる産業のビジネス再開に伴って移動が禁止されなくなったため、状況は改善していると思います」
「ラディソン・ブル・ダッカ・ウォーターガーデン」のモハンマド・G・ジシャン販売部長補佐は、航空会社の運航再開で客室稼働率が10ポイント上昇し、50%に達したと述べた。ロックダウン中も何人かゲストがいたが、稼働率は30~40%程度だったという。
空港に近いこともあって、ラディソンには出張者の宿泊が多い。200室あるホテルの常連宿泊客は、トルコ、カタール、アルジェリアの航空会社の客室乗務員だ。
「ウェスティン・ダッカ」の関係者によると、ロックダウンが解除された後、宿泊客は増加し、現在、稼働率は約40%に達したという。
宿泊客の約80%は出張中の外国人で、残りの20%はバングラデシュ人や海外から帰国して隔離を受けている人だという。
関係者らはビジネス往来が改善され、国民がワクチン接種を終えれば、パンデミック前の数値を達成できと期待している。
コックスバザール「かもめホテル」のジルール・ハイダー・アレフィン副支配人によると、これまでは地元当局の安全規制で、179室のうち50%しか稼働できなかったという。だが、今では週末の稼働率は約55%に達するようになった。
Bangladesh News/The Daily Star Sep 9 2021
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/luxury-hotels-turning-around-2171791
翻訳編集:吉本