
【Financial Express】バングラデシュとインドは、ダッカとの移動時間を短縮するため、北部のボグラ(Bogura)県を通る直通鉄道の実現可能性調査を行う契約を結んだ。
バングラデシュ鉄道(BR)と、インドのRITES社とアールビー(Aarvee)アソシエート建築エンジニアコンサルタンツ社のジョイントベンチャーが、9億7500万タカ(12億6737億円)の契約を締結した。
鉄道省で行われた調印式には、モハンマド・ヌルル・イスラム・スジャン鉄道相、モハンマド・セリム・レザ鉄道次官、BRのディレンドラ・ナス・マズムダー総裁、在バングラデシュインド高等弁務官ビクラム・K・ドライズワミ氏らが出席した。
BRは、ボグラ駅とシラジゴンジ(Sirajganj)のシャヒード・M・マンスール・アリ駅を結ぶミッシングリンクを、インドのクレジット-03ラインに基づいて557億9000万タカ(725.2億円)で開発、シラジゴンジまでの距離を112km短縮すると計画を立てている。
この開発案により、ダッカ経由で国の西部・北部と東部・南部を結ぶ鉄道の距離も近くなる。
双方を代表して、BRのプロジェクト責任者アブ・ザファー・ミア氏と、RITES社のサンジェイ・アグラワル地域プロジェクト担当執行役員が契約書に署名した。
スジャン鉄道相は契約締結の瞬間を歴史的なものとし、このプロジェクトが国内北部地方の鉄道利便性に大きな変化をもたらすだろうと述べた。
ボグラーシラジゴンジ間はこれまで、ガイバンダ(Gaibandha)、ロングプール(Rangpur)、ラルモニルハット(Lalmonirhat)、クリグラム(Kurigram)を周回する187kmを行く必要があった。
BRは、2015年11月にボグラを訪問した際の首相の指示により、このプロジェクトを開始した。
Bangladesh News/Financial Express Sep 30 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bangladesh-india-agree-on-feasibility-study-1632797504
翻訳編集:吉本