【Financial Express】バングラデシュの軽工業は1年以内に10億ドル(1364.3億円)の外貨獲得クラブに入る可能性があり、国の輸出バスケットを拡大するだろうと、関係者は22日述べた。
輸出振興局（EPB）のデータによると、昨年度（2021-22会計年度）バングラデシュの中小製造業者が出荷した軽工業製品は7億9563万ドル(1085.5億円)で、前年度より50.4％増加した。
コロナパンデミックの影響を受けた19-20会計年度の大失速後、軽工業部門は回復、その輸出収益は20ｰ21年度には81％の伸びを記録した。
過去2年間、軽工業の収益が前年比で増加しているため、国の輸出バスケットを強化する上で活発な役割を果たしている。
アナリストによると、軽工業は約80万人の雇用を生み出している。国内需要の約30％を満たした後、2年連続で年間平均6億5000万ドル(886.8億円)以上の外貨を獲得している。
だが、7兆ドル(955兆円)の国際市場においては、まだ非常に小さなシェアに過ぎない。
バングラデシュの軽工業は主に自転車、電気機器、建設関連機械、石材・レンガ破砕機、製紙・セメント工場用スペアパーツ、自転車用照明器具、鋳鉄製品、炭素棒、自動車スペアパーツ、列車・鉄道支援機器、船舶用スペアパーツなど。
中小企業では、エンジニアリング機器、自転車、鉄鋼、電気製品が主なものとなっている。
2022年度の出荷額7億9563万ドルの主な内訳は、工学機器輸出が2億4156万ドル(329.6億円)、自転車が1億6795万ドル(229.1億円)、鉄鋼が1億5468万ドル(211億円)、電気製品が1億10万ドル(136.6億円)だった。
バングラデシュエンジニアリング産業経営者協会（BEIOA）のアブドゥル・ラザク会長は、軽工業は今年度（23年度）末までに10億ドルの収益を達成する見込みだと述べた。
Bangladesh News/Financial Express Jul 23 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/light-engineering-likely-to-fetch-1b-in-fy-23-1658543445
翻訳編集：吉本