【Financial Express】待望の国内初のメトロ鉄道6号線(MRT6)の部分開通(ウッタラーアガルガオ)は、12月16日の戦勝記念日(ビクトリーディ)になりそうだ。
情報筋によると、プロジェクト実施主体のダッカ大量高速輸送社(DMTCL)は、51回目の戦勝記念日に開通させる準備を進めているという。
だが、DMTCLのMANシディック社長は開通時期を明らかにせず、最初の商業運転は12月に開始されるとだけ述べた。開通式にはハシナ首相が出席するので、日程は11月の首相訪日後に決定されることになる。
プロジェクトオフィスは建設作業を11月まで終わらせ、MRTパスとシングルエントリーチケットの準備などの手続きを12月上旬に完了するよう指導している。開通後は、駅の窓口で乗車券を販売することになる。
一方、開通後、営業運転が何時間行われるかはまだ未定だ。DMTCLはまだフルタイムでMRTを運行する最低人員の700人を確保できていないため、当初はパッケージ08に基づく日本の請負業者が支援することになる。
関係者によると、DMTCLはこれまでに274人を採用し、さらに330人の採用手続きを進めているという。
DMTCLの月次進捗報告書によると、9月末までの全体進捗率は83.13%となっている。
車両については、24編成のうち、17編成はすでに日本から到着、ウッタラ車庫に搬入された。ウッタラーアガルガオ間のフル稼働運転には20編成が必要となるが、現在、2編成がバングラデシュへ向かっている。
Bangladesh News/Financial Express Oct 18 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/metro-rail-likely-to-open-on-dec-16-1666060938
翻訳編集:吉本