![経済は改善している:2大臣](https://bddnews.com/wp-content/uploads/2023/01/20230118001DS1-768x433.jpeg)
【The Daily Star】バングラデシュ銀行(BB)は経済にさまざまな課題が差し迫っているとするが、大臣2人は経済状態は改善していると述べた。
BBは最新の政策声明で、短期的な経済見通しは非常に安定しているように見えるが、長期に渡るロシアーウクライナ戦争の激しさ、連邦準備制度理事会による利上げ、中国でのコロナ急増という3つの外部問題に大きく依存しているとした。
一方、マンナン計画相は国家経済会議実行委員会(Ecnec)で、進行中の世界的な危機により外貨準備高は正当な理由で圧迫されているが、徐々に対処することができており、国はインフレ変動をうまく処理していると述べた。
また、戦争は世界市場に不安定性をもたらし、世界やバングラデシュのインフレを加速させたが、昨年8月から4カ月連続でインフレ率が低下傾向にあるとした。
さらに、現在のアマン稲の豊作と市場に出回る豊富な冬野菜がインフレ抑制に大きな役割を果たしているとし、インフレ率がさらに低下することを期待していると述べた。
会議後記者団は、公共事業の値上げと外貨準備高の枯渇の中で、大臣はどのように経済状態を「バラ色」であると考えているかと質問した。
「バラ色」を使うのは適切ではないかもしれないが、マンナン氏が述べたことは誇張ではないと、シャムスル・アラム計画担当国務相は答えた。
そのうえで、外貨準備高だけで景気を判断せず、輸入や輸出、送金流入、政府融資も考慮に入れる必要があるとした。
「私たちは適切な情報なしにでっち上げているわけではありません。事実が実際に何であり、データが何を示しているかを述べています」
「データを含めてすべてが公開されています。外国からの直接投資や送金、輸出も増加しました。なぜ経済が良好な状態にないと言えるのでしょうか」
公共事業の値上げについてアラム氏は、それは世界中の問題であり、値上げは許容できるレベルで局所的に行われており、世界全体に広がっているほどではないとした。
また、政府は補助金として6%提供していたとし、農業補助金は減少していないと述べた。
さらに、世界的なシナリオが変わると、国の経済シナリオは徐々に好転するだろうと補足した。
計画委員会のサティヤジット・カーメーカー秘書官は、バングラデシュは現会計年度の当初6カ月(7-12月)で約13億6000万ドル(1787.7億円)の融資を利用したとし、「今後、3~4年で確実に外貨が使えるようになります」と述べた。
Bangladesh News/The Daily Star Jan 18 2023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/economy-improving-say-two-ministers-3223971
翻訳編集:吉本