[Financial Express]ベンガルール、9月2日(ロイター):インドの8月の製造業活動の伸びは需要が大幅に弱まったことから3カ月ぶりの低水準に鈍化したことが民間調査で2日明らかになった。堅調な経済見通しに新たな影を落としている。
アジア第3位の経済大国である中国の成長率は、政府支出の減少により前四半期の7.8%から6.7%に鈍化したことが金曜日に発表された公式データで明らかになった。
HSBC最終インド製造業購買担当者指数(S指数は下落したものの、平均を上回り、2021年7月以来の伸びと縮小の分かれ目となる50を上回った。
最近の若干の軟化にもかかわらず、引き続き好調な需要がこれを支えた。需要の指標である生産高と新規受注のサブ指数はともに7カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。国際需要は1月以来の最低の伸びとなったが、依然として堅調である。
「新規受注と生産も主要指標の傾向を反映しており、一部のパネリストは減速の理由として熾烈な競争を挙げている」とHSBCのインド担当チーフエコノミスト、プランジュル・バンダリ氏は指摘した。
コスト圧力は今年3月以来最低だったが、需要が堅調だったため企業が追加コストを顧客に容易に転嫁できたため、生産物価上昇率は7月の約11年ぶりの高水準に近づいた。
「投入コストと連動して、生産価格の上昇ペースも鈍化したが、その鈍化幅ははるかに小さく、それによって製造業者の利益率は上昇した」とバンダリ氏は付け加えた。
インドのインフレ率は7月に3.54%とほぼ5年ぶりの低水準に落ち込んだが、これは主に高ベース効果によるもので、減速が一時的だったことを示している。インド準備銀行(RBI)は来四半期に金利を25ベーシスポイント引き下げると予想されている。
需要の高まりと事業の楽観的な見通しにより、企業は6か月連続で人員を増やしたが、雇用は2か月連続で鈍化した。
16カ月ぶりの低水準を記録したにもかかわらず、1年先の見通しは堅調だった。
Bangladesh News/Financial Express 20240903
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/indias-factory-activity-growth-hits-three-month-low-1725303205/?date=03-09-2024
関連