トランプ大統領の発言を受けて金価格は過去最高値付近で輝く

トランプ大統領の発言を受けて金価格は過去最高値付近で輝く
[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は金曜日に約1%上昇し、ドナルド・トランプ米大統領の金利引き下げの呼びかけと貿易政策をめぐる不確実性の影響で、10月に記録した最高値付近で推移した。

金現物は1210GMT時点で0.9%上昇し、1オンス当たり2,776.97ドルとなり、週間では2.8%上昇した。価格は10月31日に過去最高値の2,790.15ドルを記録して以来の高値となっている。

米国の2月限金先物は0.7%上昇し、1オンス当たり2,783.80ドルとなった。ドルは1カ月ぶりの安値を付け、外国人買い手にとって金地金はより安価となった。

独立系アナリストのロス・ノーマン氏は、金が新たな史上最高値に向かって動くのは、トランプ大統領が関税を緩和し、中国との貿易協定で妥協する可能性を示唆する発言を受けて下落しているドルの調整と時を同じくしていると述べた。

「金は2025年に3,175ドルに達する可能性が高いと見ている。」

トランプ大統領は木曜日、世界経済フォーラムで、金利の即時引き下げを要求すると述べた。フォックスニュースとのインタビューでは、中国に対する関税は使わないほうがいいと述べた。利回りゼロの金は、政治的、経済的混乱の中でのヘッジとして知られており、低金利環境では好調な傾向がある。

トランプ大統領の発言は来週の連邦準備制度理事会(FRB)の会合を前にしたもので、政策当局は金利を据え置くと広く予想されている。

銀現物は1.4%上昇して1オンス当たり30.88ドル、パラジウムは1%上昇して1,001.51ドル、プラチナは0.6%上昇して947.63ドルとなった。

これら3つの金属はいずれも週間で値上がりする見込みだ。

そこで日銀は短期政策金利を25ベーシスポイント引き上げ、0.5%に据え置いた。

OANDAのマーケットパルスの市場アナリスト、ザイン・バウダ氏は、プラチナとパラジウムは短期的には下落圧力を受ける可能性が高いと述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250125
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-glitters-near-record-high-levels-after-trumps-comments-1737732950/?date=25-01-2025