[The Daily Star]2025年4月24日は、世界中で世界ホルモンデーとして祝われます。今年のテーマは「ホルモンは大切だから」です。糖尿病、甲状腺疾患、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)といった特定のホルモン関連疾患に特化した日もありますが、この包括的な取り組みは、ホルモンの健康に関するあらゆる側面を包括的に取り上げます。
ホルモン障害は世界中で何百万人もの人々に影響を与えていますが、以下の点において重大なギャップが残っています。
• 予防医療戦略
• 統合的な治療アプローチ
• ホルモン関連ケアのための資源配分
この行事はもともと欧州内分泌学会によって開始されましたが、過去 2 年間でヨーロッパを越えて拡大し、現在はバングラデシュ内分泌学会も積極的に参加して全国的にホルモンの健康に関する意識を高めています。
ホルモンは、成長と発達、代謝プロセス、生殖と性的な健康、精神的な健康、認知機能など、ほぼすべての身体機能を調節します。
不均衡は糖尿病、甲状腺疾患、不妊症、肥満、その他多くの慢性疾患を引き起こす可能性があります。
バングラデシュでは、以前は内分泌学の専門医が不足していましたが、現在では、専門医療への患者のアクセスを拡大し、診断能力を向上させ、全国的に治療成果を高めるために尽力している資格のあるホルモン専門医(内分泌学者)の数が増えています。
主なライフスタイルの推奨事項:
1. ホルモンに優しい食品を食べる: ビタミン D、ヨウ素、カルシウムが豊富な食品を優先します。
2. 定期的な運動を続ける: 適度な運動はホルモンバランスの調整に役立ちます。
3. 質の高い睡眠を優先する: 毎晩7時間(6~8時間程度)の睡眠は適切なホルモン分泌をサポートします
4. 内分泌かく乱物質への曝露を減らす: プラスチック、農薬、加工化学物質との接触を最小限に抑えます。
私たちはホルモンの健康についての理解を変革し、永続的な前向きな変化を生み出すことができます。
筆者はバンラデシュ医科大学内分泌学科の准教授です。メールアドレス:selimshahjada@gmail.com
Bangladesh News/The Daily Star 20250511
https://www.thedailystar.net/health/healthcare/news/powering-health-through-hormone-awareness-3891571
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