イスラム教徒最大の宗教的祭り“イード アル フィトル”は、親族たちと暖かな雰囲気の中で過ごすことのできる大きな幸福と喜びに満ちた時間だ。
休日が延長される国内130万人の公務員にとって、今年のイードはより一層喜びに満ちた時間となるだろう。
政府は昨日、イード休暇中唯一の就業日だった7月4日を公休日とすると発表した。
7月の最初の2日間は週末であり、翌日はシャベカダールの休日だ。5日から3日間はイードの法定休日で、週末が続く。これにより公務員は7月1日から9日まで休日になった
だが政府職員は、7月4日の代わりに7月16日土曜日に出勤しなければならない。
月の観測に応じて、イードは7月6日か7日、いずれかに開催される。
民間企業はそのような特権を持っていない。多くの民間企業は3日間の法定休日より多くは休めないだろう。
Eager to be the first in line, a man sleeps on the window ledge of a ticket counter. Photo: Sk Enamul Haq
イードの法定休日は、週末や政府の休日が続かない場合3日間だ。帰省してイードを祝う人たちは休日が3日間では不十分だと分かっている。だから彼らはイード休日が始まる前、休みを取るため会社を説得する。
長期休日にしたのは、公務員にちゃんとイードをお祝いさせようということだけではない。高速道路、船舶、鉄道の帰省・Uターンラッシュを少しでも減らすことを期待している。
毎年混雑のピークはイードの2、3日前だ。このとき帰省の苦労を物ともしないでバス、鉄道、船を使ってたくさんの人々がダッカを離れる。
しかし今回、そのシナリオに変化があるかもしれない。もし人々がイードのずっと前にダッカを出発して帰省を始めれば、輸送圧力は減少する可能性がある。
たくさんの人々が買い物に繰り出すイード前の数日間、ダッカ住民は激しい交通渋滞から解放されるかもしれない。
The Daily Star June 23 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/good-news-govt-employees-1244179
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