WBにはもう1つ別の指標がある。国内物流パフォーマンス指標(LPI)はインフラ、サービス、国境での手続き、供給連鎖の信頼性という4つの要素でその国のパフォーマンスを分析する。
その尺度は全ての国をまたいで比較できるわけではないが、いくつかの点でバングラデシュは多くの国に後れを取っていることがわかる。
例えば出荷物の品質基準充足率に関して。インドは69%、中国は72%、ケニアは77%であるのに対し、バングラデシュは65%にとどまる。
その一方、通関に要する出荷時間は検査のあるなしに応じて3日または2日となっている。この数字はインドや中国と同等だ。
バングラデシュは輸入に5枚、輸出に4枚の書類が必要になる。これはインドや中国と同等だが、ドイツよりも多い。ドイツではわずか2枚の書類で済む。
海路や空路による輸出の所要時間は4日、陸路の場合は7日かかる。輸入の場合、それぞれ5日から7日かかる。バングラデシュでは申告書のおよそ86%が電子的に提出され、処理されている。
The Daily Star June 30 2016
http://www.thedailystar.net/business/huge-jump-logistics-performance-1247866
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