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国家経済会議実行委員会(ECNEC)は火曜日、インド、ブータン、ネパールとの道路接続を強化する目的に、1188億1130万タカ(1539億4610万円)のプロジェクト"第2次SASEC(南アジア亜地域協力)道路接続プロジェクト：エレンガ-ハティカムルル-ロングプール高速道路4車線化"を承認した。
ECNEC議長と、シェイク ハシナ首相を議長に迎えて行われた毎週定例のECNEC会議で承認された。
AHM ムスタファ カマル計画大臣は会議後の記者会見で、合計で7件のプロジェクトが承認され、その総費用は1289億4010万タカ(1670億9188万円)だと発表した。
「プロジェクトの総費用のうち、336億8090万タカ(436億4100万円)は国庫から、952億5920万タカ(1234億2920万円)はプロジェクト支援から支出されます」
カマル大臣は話した。
カマル大臣によると、承認された7件のプロジェクトは全て新規案件だという。
カマル大臣は現会計年度7-8月期の年次開発計画(ADP)実施率に関し、実施省庁は2ヶ月で475億6千万タカ(616億2千万円)を3.86パーセントの稼働率で支出したと話した。前会計年度の最初の2ヶ月間(*)の稼働率は3パーセントで、支出額は334億8千万タカ(433億8千万円)だった。
カマル大臣によると、運輸省道路局はSASEC道路接続プロジェクトを2021年8月までに実施するという。プロジェクト費用のうち、254億1210万タカ(329億3122万円)は国庫支出で、残り933億9920万タカ(1210億1910万円)はアジア開発銀行(ADB)のプロジェクト支援から調達するという。
このプロジェクトでは、国有高速道路N-5の一部でもあるエレンガ(Elenga)-ハティカムルル(Hatikamrul)-ロングプール(Rangpur)高速道路の約190.4キロメートル分を4車線に改修し、タンガイル(Tangail)県カリハティ(Kalihati)郡、シラジゴンジ(Sirajganj)県サダール(Sirajganj Sadar)郡、カマールカンド(Kamarkhand)郡、ウッラパラ(Ullapara)郡、ライガンジ(Raiganj)郡、ボグラ(Bogra)県サダール(Bogra Sadar)郡、シェルプール(Sherpur)郡、シブガンジ(Shibganj)郡、ガイバンダ(Gaibandha)県ゴビンダガンジ(Gobindaganj)郡、ポラシュバリ(Polashbari)郡、サドゥラプール(Sadullapur)郡、ロングプール県サダール(Rangpur Sadar)郡、ピルガンジ(Pirganj)郡、ミタプクール(Mithapukur)郡を通す。
プロジェクトが実施されれば北部地域の道路接続が改善され、インドやネパール、ブータンとの接続も促進されることが見込まれという。
またSASEC道路接続プロジェクトの下、ジョイデブプール(Joydevpur)-タンガイル-エレンガ高速道路70キロメートルの4車線化は既に進行中だとカマル大臣は話した。
このプロジェクトでは194.94ヘクタールの用地収用、1270万4300平方メートルの土木作業、低速車用分離車線を含む道路190.4キロメートルの新設、橋32本、高架道路3ヶ所、鉄道陸橋1本、排水渠161か所、地下道39本、歩道橋11本、インターチェンジ、RHDセンター、道路管理拠点の建設が行われる。
カマル大臣によると、ハシナ首相は会議の場で関係当局に対し、将来的な更なる拡張を見越して工業団地は高速道路や通常道路から一定の距離をおいて設置するよう要請したという。
承認された他のプロジェクトはダッカ(Dhaka)とロングプールの気象レーダー設置(20億8,570万タカ、27億250万円)、革新・起業家育成アカデミーの建設(22億9740万タカ、29億2680万円)、BSCIC電化製品製造・軽工業団地の建設(21億3260万タカ27億6790万円)、BSCICラオザン(Raozan)工業団地の建設(7億9840万タカ、10億3450万円)、シラジュッドウラ(Sirajuddowla)道路とシャーアマナト橋の接続道路建設(20億5470万タカ、26億6230万円)、クルナ(Khulna)県の浸水対処用ボードラ川とサルタ川の再浚渫(7億6千万タカ、9億8千万円)だ。
Prothom Alo Sep 06 2016
http://en.prothom-alo.com/economy/news/119841/ECNEC-approves-project-to-facilitate-sub-regional
翻訳：長谷川
(*)バングラデシュの会計年度は7月に始まる
#バングラデシュ #ニュース #道路 #プロジェクト
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