児童婚にレッドカードを

児童婚にレッドカードを
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郡統治プロジェクト(UZGP)は生徒や先生、保護者、地域住民に、児童婚や性的いやがらせに立ち向かう認識を広めることを目的として、学校レベルの「レッドカード運動」を始める。

UZGPの報道発表によると、運動は選ばれた7県65郡評議会(UZPs)の195高校で行い、この問題に立ち向かうため、約15万人の高校生、先生、保護者、地域住民が参加する。

7県はキショルガンジ(Kishoreganj)、ブラフモンバリア(Brahmanbaria)、シラジゴンジ(Sirajganj)、クルナ(Khulna)、ボルグナ(Barguna)、スナムガンジ(Sunamganj)、そしてロングプール(Rangpur)だ。

運動はシラジゴンジ県カマルカンディ(Kamarkandi)郡評議会の下部組織ジャムトイル(Jamtoil)ユニオン評議会(UP)の下、ジャムトイル・ドパカンディ(Dhopakandi)女子高等学校で始められる。

運動の一環として学校は終日の研究会を開き、生徒や先生、保護者、政府職員、地元指導者、地域住民と、児童婚によって健康への危険や社会的精神的な危険がもたらされることを議論し、この社会的な脅威の解決法を見いだす。

児童婚と性的いやがらせに反対するスローガンと、郡行政官(UNO)と郡評議会(UZP)副議長(女性)に助けを求める直通番号が書かれたレッドカードをUZGPは準備した。レッドカードは研究会で生徒に配られ、生徒は問題と闘うことを誓う。

投書箱も各学校に設置され、その社会的病気に対処するために学校レベルの防止委員会が設立される。

2015年の初め、UZGPは選ばれた7県の65郡評議会の下、130高校で同じプログラムを実行し、性暴力と闘う13万人の地域住民を動員した。

このプロジェクトは地方行政農村開発組合省・地方行政総局(LGD)によって実施され、欧州連合(EU)、スイス開発協力機関(SDC)、国連開発計画(UNDP)、国連資本開発基金(UNCDF)が、技術的財政的支援をしている。

The Prothom Alo September 6 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/119859/UZGP-launches-%E2%80%98Red-Card-Campaign%E2%80%99-to-combat-early
翻訳:アラトモ
#バングラデシュ #ニュース #児童婚