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チッタゴン(Chittagong)県行政は昨日、28歳の男性を人道に優れた例を示したとして表彰した。彼は2013年以降、チッタゴン医科カレッジ病院(CMCH)で身元の分からない患者たちに無償奉仕を行っている。
メスバー ウディン県令はムド サイフル イスラム ナサールさんに紋章と2万タカ(2万5700円)を授与し、サイフルさんが病院を自由に利用できるため、保健官にIDカードを発行するよう伝えると話した。
サイフルさんは感謝の意を表し、24時間対応の特別部署の設置を含め、身元不明の患者たちが国内の政府病院で健康管理を受けられるように取り組んでほしいと訴えた。
フェニ(Feni)出身のサイフルさんは、最初はフェニサダール(Feni Sadar)病院で窮地に陥っている身元不明の患者に遭遇し、同病院をたびたび訪れるようになった。始めは患者と一緒にいたり、古着を提供したりするだけだった。
その後チッタゴン市で仕事に就き、収入のかなりの部分をCMCHの患者のために使うようになった。
デイリースターは9月12日に"忘れられた者への愛"という見出しでサイフルさんの記事を書いている。
http://www.thedailystar.net/city/giving-love-the-forgotten-1284352
昨日の表彰式にはチッタゴン県衛生部長のアジズール ラーマン シッディク博士やシレット(Sylhet)所得税検査官のサイエド ムド アブ ダウド氏、バングラデシュ医学協会チッタゴン支部長のムジブル ホック カーン博士も出席した。
The Daily Star Sep 23 2016
http://www.thedailystar.net/city/youth-honoured-selfless-service-1288303
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #無償奉仕
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