3Gインターネットに勢い

3Gインターネットに勢い
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通信規制委員会の報告案によると、2015-16会計年度の第3世代(3G)携帯電話インターネット接続数は前年比60%増の2880万件となった。

6月時点で5970万枚のSIMカードがインターネットに接続され、そのうち48.28%が最も速いデータ通信サービスの恩恵を受けている。同時点でアクティブなSIMカード総数は1億3140万枚だった。

業界関係者によると、これは通信会社の成功であるという。3Gへの大きな投資のお陰で、人々は最も速いデータ通信サービスを経験できる。

バングラデシュ通信規制委員会(BTRC)は間もなく報告書を公開するという。

「この業界における物事の進み方には非常に満足しています」
BTRCの職員は話す。

広範なデジタルライフスタイル・ソリューションやソーシャルメディア、その他のアプリケーションへのアクセスに後押しされ、ユーザー一人当たりの平均データ使用量は大きく増加したと職員はいう。

昨年7月から今年6月にかけて、3G利用客は1080万人増加した。

通信各社によると、経済組織が期待通りの支援をしてくれればさらに成長できるという。

バングラデシュ携帯電話通信会社協会のTIM ヌルル カビル事務局長によると、高速データ通信を提供するため多額の投資を行ったが、経済組織は十分準備ができていないという。

「3Gネットワークは国内中に広がりましたが、スマートフォンの普及率はいまだ25%未満です」
政府は3Gサービスを繁栄させるため、携帯電話税を削減するべきだとカビル事務局長は話した。

だがデータ通信のユーザーや専門家らは好ましい印象を持っていない。

ソフトウェア情報サービスバングラデシュ協会のムスタファ ジャッバール会長は、接続数の増加は現在のデジタル世界の一般的な傾向だという。
「しかし我々が通信会社から受けているサービスはひどいものです」

通信会社はデータをメガバイト単位で提供するが、ユーザーが得るデータはわずか数キロバイトだとムスタファ氏はいう。

BTRCによると、2015年6月時点でインターネットに接続されているSIMカードは4840万枚で、そのうち38.38%が3Gを利用できたという。

当時の市場のアクティブなSIMカード総数は1億2600万枚だった。

インターネット接続数は年々、そのペースを維持して増加し、インターネット接続が無いSIMカード数は減少しつつある。

2013年9月、BTRCは競売を行い、4件の3Gライセンスを与えた。1ヶ月後には民間の通信会社がサービスを開始した。

唯一の国営通信会社であるテレトークは、2012年にライセンスなしでサービスを開始した。

2014年6月には3G接続数は440万件になった。当時はテレトークがその大部分を占めていた。主要業者はすでに全ての県や町、発展の中心地を3Gサービスに対応させていた。

市場リーダーのグラミンフォンは国内の1万ヶ所以上で3G対応にした。一方、2番手のバングラリンクは6千ヶ所を3Gに対応させた。

ロビは4500ヶ所の3G拠点を持ち、ロビとの合併を控えるエアテルは1700ヶ所の3G拠点を持つ。

6月時点でグラミンフォンは、21万8千件のアクティブなインターネット接続を保有し、ユーザーは月平均で502メガバイトのデータを利用している。

The Daily Star Sep 23 2016
http://www.thedailystar.net/business/telecom/3g-internet-gains-momentum-1288117
翻訳:長谷川
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