3学年までの試験を廃止

3学年までの試験を廃止
【The Daily Star】政府は2021年から、小学校3学年までの試験を廃止する。5日、初等・成人教育省のアクラマーアルーホサイン次官が述べた。

「1学年、2学年で毎年行われていた、3学年に上がるための従来の試験はありません。生徒はクラスでの年間活動を通して評価されます」
国際識字デーを記念して開かれた記者会見で、次官は記者団の質問に答えた。

生徒は学校でのエチケットやマナー、規律など、全体的なパフォーマンスで評価されるという。

初等・成人教育省は3月の初め、1、2、3学年の生徒は今年から試験を受ける必要がないと発表していた。

シェイク・ハシナ首相から、上記の学年の試験廃止を指示されたことを受け、決定を下した。

現在、これらの生徒は、学年修了のため、最終テストを含むいくつかの試験を受ける必要がある。

来年から100カ所の小学校で、従来の試験を行わないシステムを試験的に導入するという。また、2021年から小学校レベルで新しい学習指導要領が導入されると、次官は補足した。

生徒の入学試験を行わない小学校は、国内に6万5500校以上ある。

国内の識字率に関してザキール・ホサイン初等・成人教育相は、現在、73.9%だと述べた。2005年段階では53.5%だった。

『リテラシーと多言語主義』をテーマにする国際識字デーは、非識字による深刻な結果と普遍的な教育の重要性への認識を高めることを目的に、9月8日に世界中で祝われる。

Bangladesh News/The Daily Star Sep 6 2019
https://www.thedailystar.net/frontpage/no-examination-class-1-to-3-from-2020-1796257
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #国際識字デー #初等・成人教育省