肉と卵は自給達成

肉と卵は自給達成
【The Daily Star】良質のタンパク質と微量栄養素の最高の供給源である肉と卵の生産で、バングラデシュは自給自足を達成した。

一方、牛乳生産は後れを取り、需要を満たしきれていない。

畜産局(DLS)によると、2009-10会計年度から2018-19会計年度までの10年間で、肉と卵の生産はそれぞれ496%と198%急増した。

鶏肉を中心とする肉の生産量は需要を上回っている。卵の生産量は需要と同じレベルまで増加した。

牛乳生産は10年間で319%増加して1千万トン近くになったが、それでも現在の需要1520万トンを下回っている。

アナリストはこの発展を国の成功と呼ぶ。一貫した経済成長、消費者の購買力の高まり、教育を受けた若者の関与が、畜産製品の自給自足に貢献している。

「購買力の高まりと商業ベースでの畜産業の発展が、この部門の著しい成長を助けました」
DLSの畜産エコノミストAKM・アタウル・ラハマン氏はいう。

ラハマン氏によると、現在行われているDLSの人工授精プログラムが、牛乳と肉の生産増加に貢献したという。

さらに、家畜の健康を改善するため、畜産局が必要な医療支援を提供していると補足した。

バングラデシュ畜産研究所の前所長ジャハンギル・アラム・カーン氏は、飼料の栄養と病気の予防に関する研究で若者の酪農部門への参入を奨励しているが、ここ数年、家畜が深刻な病気に直面したことはないという。
「若い起業家は5%の銀行融資で酪農場を設立しています」

一方、バングラデシュ開発研究所のカジ・アリ・トゥフィーク研究ディレクターは、この部門の発展に関してDLSの顕著な貢献は見当たらないとする。

家畜経済に関する研究を行うトゥフィーク氏は、DLS職員は酪農家が必要とするサービスを提供できないと述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Sep 6 2019
https://www.thedailystar.net/business/bangladesh-become-self-sufficient-production-of-meat-egg-1796170
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #畜産 #自給自足 #肉 #卵 #牛乳