サボリ魔たちの楽園

当局や保護者が無関心なため、ボグラ(Bogra)市内の公園は、市内の学校の生徒たちが授業時間中に集まる場所になった。

学校やカレッジ、そして宗教学校(マドラサ)でさえ、かなりの数の生徒が授業に出ず、これらの公園で時間を過ごす。

特派員が市営公園や宮殿博物館、ワンダーランドなどの公園を訪れた際、少なくとも200人の生徒がそれぞれのやり方で時間をつぶしていた。一方、親や保護者は自分の子どもが学校にいるか、先生の家で個人授業を受けていると思っている。

政府アジズルホクカレッジ9学年の生徒は、いとこに会うため制服のまま公園へ来たと話す。

ポウロ高校7学年の生徒は、友人から本を受け取るため、公園に来ているという。だがどうして学校の制服を着ているのに授業に出ていないのかは話さなかった。

ストラプール(Sutrapur)地区のファイザ ベグムさんは毎日ウォーキングのために公園に来ている。ファイザさんは授業時間中、沢山の生徒が公園にいることに驚いているという。

公園で玩具を売っているジアウル ラーマンさんによれば、公園にいる生徒数は授業時間中に多くなるという。

学校は授業時間中にずっと子どもを見ていられるわけではない。ボグラ女子学校の生徒の保護者アブドゥル モミンさんは話した。

ボグラ政府女子学校のラベイヤ カトゥン校長は、授業中は学校の門が閉鎖されるため、生徒は外に出る機会が無いと話す。生徒は授業が終わった後、公園に行っている可能性があると補足した。

ボグラ副県令(教育担当)のスフィア ナジム氏は、県内の機関と教育局に対し、この問題について知らせると話した。

バングラデシュ/The Daily Star Nov 22 2016
http://www.thedailystar.net/country/bogra-parks-safe-haven-truants-1318510

翻訳:長谷川
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