改修後、その道は地元住民の抗議が繰り広げられるほど、チッタゴン市(Chittagong)で最高の道だった。だがそれは1年だけだった。道路は古ぼけ、あちこち穴だらけで平らではなくなった。
主な理由の1つはチッタゴン開発局(CDA)が実施した改修後1年も経たないうちに、チッタゴン上下水道局(C'Wasa)がアラカン道路を掘削したことだ。最大の被害者は通勤者だ。
3年前、地元の人々はカールーハットからアラカンロードのバハダラハット部分を改修するよう要求した。地元の人は水のたまった穴に稲の苗を植え、魚を放って抗議した。この象徴的な抗議の後、CDAは拡大と改修作業を開始した。
都市住民は別として、ラウザン(Rauzan)やラングニア(Rangunia)、カプタイ(Kaptai)郡の数千人通勤者はバハダラハットからカプタイ・ラスター・マーサまで、約5kmを移動する。南チッタゴンのボアルクハリ(Boalkhali) とパティヤ(Patiya)からの車両もこの道を使って市に出入りする。
そんな恐ろしい状況のため、この地域は交通渋滞に直面していると地元住民はいう。
特派員が訪問した際、道路上に数多くの穴や亀裂を発見した。状況を悪化させるのはムラビ・パカー・パーやバヒア・シグナル、バラー・タル地区など、さまざまな場所で道路を占める砂と泥の山である。
旧チャンドゴン地区からムラビ・パカー・パーエリアまで、ほとんど平面がない。
「私たちは現在交通渋滞に直面しています。 C'wasaの掘削工事で発生した粉塵のため、乗り物に乗っている間も気になります」
バヒア・シグナル地区のMd モヒディンさんは話す。
「今、このあたりを通過するには通常より2~3倍多くかかります」
CNG自動人力車ドライバーのMd カイルザーマンはあちこちに穴があるため、車が損傷していると補足した。
「道路改修後、塵や穴ぼこを取り除くと思いました。しかし私たちの期待は潰えました」
別の地元住民のMd アルマン ホセインは話した。
CDAは2億4千万タカ(3億4千万円)をかけ、2013年12月13日、道路の拡張・開発作業を完了した。CDAは2014年末にチッタゴン市(CCC)に道路を渡した。
CDAのエグゼクティブ技師でプロジェクトディレクターのマフザー・ラーマン氏は、これは2013年のチッタゴンで最善の道だと話した。だがCCCはWasaに対し、荒廃している道路を掘削することを許可したという。
またCCCは道路改修の補償として、Wasaから5千万タカ(7100万円)を受け取ったという。
C'WasaのマネージングディレクターAKM ファズルラー氏は、マドゥナ・ガート・プロジェクトとして都市住民に水を供給するため、掘削を行っていると話す。だが市民の苦しみを念頭に置き、夜に掘削し、もう一度埋め戻しているという。
「我々は市民に水を供給することに縛られている。プロジェクトを締結した後、人々の悲惨さは軽減されるだろう」
設置作業は来年中に完了する可能性が高いとファズルラー氏は補足した。
人々の苦しみのついてどう思うか連絡を取ったCCCのカムラル イスラム技師長は、道路の改修工事をする時期は冬が最適だと話した。
CCCの技師は「問題について数回、C'wasaと話し合った」とし、C'wasaの掘削作業が継続していたため、道路を改修することができなかったと補足した。
バングラデシュ/The Daily Star Nov 22 2016
http://www.thedailystar.net/city/ctg-road-ravaged-development-work-1318492
翻訳:松本
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