フリートークはだめ

バングラデシュ通信規制委員会(BTRC)はWhatsAppやWeChat、Imoのような国際電話通話数を減らす通信アプリの使用にガイドラインを設ける予定だ。BTRCのシャージャハン マームード会長は昨日話した。

「順調に行けば我々はガイドラインを2、3ヶ月で発表することができるでしょう」
BTRC事務局の会見で報道陣に話した。

通信アプリは合法回線を通じた国際通話の減少に責任があるとされるという。

2年前、1日あたりの国際通話は約1億2300万分で、現在は7千万~8千万件に落ち込んでいるとシャージャハン氏はいう。

「VoIP(インターネット上の音声通話プロトコル)を通じた違法な電話回線接続だけでなく、オーバー・ザ・トップ(OTT)アプリの拡大使用もまた合法回線の国際通話接続の減少に責任があります」

BTRCによると、2014年末、1分あたり3セントから1.5セントに値下げされた後、通話量は増加した。しかし料金が2セントに値上がりして再び減少した。

昨年料金が高くなったことで、いつくかの通話が違法回線に流れたという。

BTRCはこの件に関し、他の国々と連携した規定や規則について調査しているとシャージャハン氏は話した。

政府は以前、複数の通信アプリを安全上の問題で複数回に渡って遮断した。

通信事業者や郵便通信局は国内の違法国際通話接続の現状について記者に発表するため、共同会見を開いた。

複数メディアは最近、国営携帯電話事業者テレトークが不法国際通話またはVoIP接続に関与していたと報じた。

郵便通信省事務官でテレトーク取締役のファーザル ラーマン チョードリー氏は、違法行為を行った国営会社テレトークに対し、何の容赦もしないと話した。

テレトークを含むどこかの通信会社のSIMを使用し、誰かが違法電話接続に関与していることが発覚すれば、会社はその罪に対する責任があるという。
「BTRCはその事業者に一切の容赦はしません」

BTRCは違法国際通話接続でテレトークに140万タカ(199.2万円)以上の罰金を課した。

まだ支払われていない罰金についてチョードリー事務官は、テレトークは国営機関だが、他の民間会社と同じように罰金を支払わなければならないという。
「もし支払えないのであれば、政府から借金することができます」

利益を挙げることがテレトークの大きな目的ではなく、損失を被ることなく人々にサービスを提供することが必要だと事務官は話した。

理事、高官でもあるアサン ハビブBTRC副会長も出席した。

タラナ ハリム通信国務大臣は会見に出席しなかったが、大臣室秘書官が出席した。

情報によると、大臣はメディア報道に抗議するため、通信事業者は週末会見を開くよう強いたという。

バングラデシュ/The Daily Star 26 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/no-free-talking-1320601
翻訳:米澤
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