バングラデシュは、国のインターネット帯域幅を7倍に増やす第2の海底ケーブルを設置するために、コンソーシアムと契約した。
アジア太平洋とヨーロッパに15の主要なオペレーターをつなぐSEA-ME-WE-5ケーブルは、22ヵ月で設置されるだろう。
バングラデシュ海底ケーブル社常務Monwar Hossainは、「我々が国のために1秒につき1,400ギガビットのインターネット帯域幅を得るという目的で契約にサインしたので、バングラデシュはコンソーシアム・メンバーの一員です」といった。契約は、クアラルンプールで行われた。
海底ケーブル社は、1,400Gbpsの能力を得るために、56億Tkを費やさなければならない。イスラム開発銀行から24億Tkはローンで借りているが残りは会社が負担しなければならないとHossain常務はいう。
このケーブルの集約所はバングラデシュのパトゥアカリの南地区にある。また第1のケーブルはバングラデシュ南東部のコックスバザールにある。
日本のNECとフランスのアルカテル・ルーセントがコンソーシアムの情報通信とインターネット装置を手掛ける。
NECによると、SEA-ME-WE 5は設計上1秒につき24TBのキャパシティを提供する。
ケーブルは、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、スリランカ、インド、パキスタン、オマーン、アラブ首長国連邦、ジブチ、イエメン、サウジアラビア王国、エジプトとイタリア、フランスを経て20,000キロメートルにわたり接続します。
アルカテル・ルーセントがスリランカ-フランス部分を設置している間、NECはシンガポールからスリランカまでの設置を行います。
SEA-ME-WE 5管理委員会の議長Linette Leeは、「より多くのデータ、アプリケーションとサービスがクラウドへ移って、我々はダイナミックで機敏な方法をエンドユーザーに提供する必要があります」と述べた。
Lee議長は、「我々は、アルカテル・ルーセントとNECの100Gの海中技術が、リクエストの増加しているアクセスへの柔軟な対処と遠隔アクセスによるクラウド・コンピューティングのような新しい地域発展を提供すると確信しています」と声明で発表した。
関連