コックスバザールに風力発電所

国内外の企業がグリーンエネルギーを作るため提携し、コックスバザールの沿岸地帯で60メガワットの風力タービン発電プラントを設置することになった。

米国のテイラー・エンジニアリング・グループ、デンマークのpHコンサルティンググループ、バングラディッシュの多重グリーンエネルギーが合弁会社US-DKグリーンエネルギー(BD)を作り、Moheshkhali川南東の、 Kurushkulに工場を設立する。


1.2億ドルの費用で建設されるプロジェクトは、来年5月で営業運転を開始する予定だ。それはバングラディッシュ国内で生産される総電力の2%を占め、再生可能エネルギーの生産を後押しすることになるだろう。

昨日締結された契約によると、US-DKグリーンエネルギーは、国営バングラデシュ電力開発庁に1キロワットあたり0.12ドルで電力を販売する。契約期間は18年。

「それはバングラデシュの電力・エネルギー分野におけるマイルストーンだ」と、Tawfiq -E-エラヒチョードリーエネルギー部門首相顧問はBiddut Bhabanで調印式で語った。

710キロ海岸線を有するバングラディッシュには、風力エネルギーを利用する発電所の設置に強みがある。だが一部の専門家はバングラデシュの風力エネルギーの可能性を疑っている。

それぞれ2MWを発電する30~35の風力発電ユニットは、コックスバザールの町から約5キロのベンガル湾沿岸に設置される。

このプロジェクトが成功した場合、沿岸地帯にもっと多くの風力タービン発電所を建設するため、起業家を奨励すると、チョードリー首相顧問は述べた。

「風力発電は、世界中で最も可能性の高い再生可能エネルギーの一つとして考えられている」と、US- DKグリーンエネルギーのディレクターペダーハンセンは述べた。

Nasrul・ハミド電力・エネルギー・鉱物資源大臣は、風力発電から電気を発生させることに疑念はあるとしながら「私たちは風のマッピングを行っている。来年結果が得られます。風力エネルギーの将来は、この計画の成功に大きく関わってくる」と述べた。

ハンネ・Fugl・Eskjaerデンマーク大使は、デンマークで使われている技術は、風力タービン発電プラントを確立するために、バングラデシュで役に立つだろうと述べた。一度実行されたプロジェクトはバングラデシュで大規模風力エネルギープロジェクトへ成功を与えるだろう、と彼女は述べた。

別のイベントでは、ランパルに石炭ベースの発電所を設置しようとしている、バングラデシューインドフレンドシップパワーカンパニー株式会社が、ドイツのフィクトナーGmbH & Co社と契約を締結した。
フィクトナーは、スンダルバンスにある世界最大のマングローブ林から14キロ離れた所にある発電所へのコンサルティングサービスを提供する。